diary 2001.12.

diary 2002.1.


2001.12.31 (Mon.)

ユニーへ行く。丘の上(飯田市の中心部)でおそらく唯一CDを売っている店が入っているからだ。
このような現実を見るといかに丘の上が衰退しているかが痛いほどわかるわけで、ものすごく切なくなる。
で、店ではゲームミュージックのCDを半額で売っていたので、これ幸いとビートマニアのCDを3枚購入。
クラブ方面の資料がほしかったのね。ライヴとの兼ね合いが問題だけど、今後はそっち方向も試していけたら、と思う。


2001.12.30 (Sun.)

『タモリ倶楽部』の「空耳アワード2001」を家族で見る。
矢口と石川の挙動に釘付けになるウチの家族はやっぱりどっかおかしい。
お色気コーナーで途中退席してしまったのは非常に残念である。
笑ってごまかしまくる矢口と動転して壊れる石川を見たかったのだが。
それにしてもこんなバカを何年も続けるエネルギーはすばらしい。タモリ倶楽部サイコー。ハウフルスサイコー。


2001.12.29 (Sat.)

デキの悪い生徒を教えるのにやりがいを感じはじめる。
連立方程式がまるで解けなかった生徒が自信を持って取り組めるようになっていくのを見ると、こっちもうれしい。
それに対して、デキのいい生徒を見るのは少し退屈。説明する必要もあまりないし、放っておいても大丈夫だし。

いろんな生徒に接していて気がついたのは、おとなしいやつよりも少しくらいやんちゃなやつの方が伸びるということ。
先生に対しても気さくに与太話のできるやつの方が、きっかけをつかむとぐんぐん成長していく。
他山の石とはまさにこのことか。研究室における自分のキャラクターを考え直さねば、と思った。


2001.12.28 (Fri.)

今日から教えはじめる。いざ始まると調子よく進められる。杞憂だったか。

昼過ぎに担当した生徒とモー娘。の話になった。誰が好きな?と訊かれたので吉澤だと言ったところ、
「週刊誌にJリーガーの彼氏がおるって記事が出てたに。」
もうそれだけでブルー。教えている最中なのにブルー。どんどんブルー。際限なくブルー。限りなく透明に近いブルー。
そんなわけでため息つきまくってことあるごとに「気が乗らねえから自習な」と言ったらその生徒は爆笑。まあそいつは
「同級生が『石川は出てるところは出ていて引っ込んでるところは引っ込んでるからたまらん』って言ってた」
と教えてくれて、正しい中学生の姿に感動を覚えたっつーか、時代は変わっても中学生ってもんは変わんねーなと思った。
ちなみにこの生徒は矢口のラジオを聞いてるそうで、さすが男子中学生聴取率100%、と思い知らされたのでもあった。

嘘だと言ってよ、よっすぃー。


2001.12.27 (Thu.)

午後にバイト先に行って資料づくり……という名のコピー大会。
こちとら中学の勉強をほぼすっかり忘れておるわけで、とりあえず英語と数学の教科書を3年分一気に読破して予習。
しかし明日から一日中授業がビッチリつまっていて、ノスタルジックな気分にひたるヒマなどまったくない。
中1から中3まで英語と数学を中心にレベル別で資料を用意したら、膨大な量になってしまった。ヒー。

できあがった新眼鏡をかけてみたらタウンページのCMに出てくる俳優・相島一之にそっくりな印象。
「初耳じゃまずいんじゃない」と思わず言ってみたくなる感じである。

帰ってきて親と『とくばん』を見る。よっすぃーよっすぃー言ってたらバカ扱い。ひどい。


2001.12.26 (Wed.)

新しい眼鏡をつくる。今回はフチなしで楕円形のやつだ。いろいろ試してみるのだ。

夜には塾講師のバイト先で授業の講習を受ける……というかすでに軽く実戦。
しかし互いに緊張しているため、なかなか思うような意思疎通ができず。難しい。

寝る前に山本直樹の傑作『あさってDANCE』を読む。すごすぎる。文庫で出ないのかなあ、とつくづく思う。


2001.12.25 (Tue.)

実家に帰る。家に着いてから即、塾講師のバイトの面接に出かける。ちょっと緊張。
1~3人の少人数指導なのだが、どうやら僕が受け持つのは勉強が苦手な中3が中心になるようだ。
自称「教え上手」としてはどこまで勉強への意欲を高められるか腕の見せどころである。期待と不安で胸いっぱい。

夜、『BE FREE!』を読みふける。江川達也のデビュー作だ。
改めて読み返してみると純粋に面白い。1巻からすでにトップスピードに入っているのにはただただ呆れるばかり。
が、ストーリーに比べて絵がほんのわずかだけ遅れているので(ムリもないのだが)ムズムズする気持ちもある。
それに笹錦の正体はそれでいいのか、というのがどうしても気になってしまう。つまるところご都合主義だから。
まあでも江川達也のマンガでは一番面白いんだろうな、と思う。これを週刊でやってたってのはホントにすごいわ。


2001.12.24 (Mon.)

今日はCD焼きまくり。明日には実家に帰るので、今日中にレーベル印刷も済ませないといけない。
しかし潤平と作業の連携がうまくいかず、仕事は夜中にやるハメに。もうめちゃくちゃだー。

ところで髪の色を黒に戻した。鏡を見ると、われながら「なんかつまんないヒト」って印象。
いずれ、茶髪・金髪にすることの意味や効果をあらためてじっくりと考えてみることにしよう。


2001.12.23 (Sun.)

仮眠をとってから午前中に打ち込みを再開。せっかく買った『FOLK SONGS』、聴くヒマもない。
できかけをMDに録音して聴きまくる昼休み。1時間ほど商店街をブラついて、帰って気になった箇所をまた打ち込み。
夜、区切りをつけて完成とする。いつもは何ヶ月も連続で聴きまくり、修正チェックに飽きたらようやく完成という扱い。
やはり時間がないと直すべき箇所が十分見つからないのでは、という気持ちになる。決して妥協ではないのだが。
マスタリングして潤平の呼び出しを待つ。テレ東のモー娘。特番は、丁寧だけど垢抜けないね。

潤平からの呼び出しが入ったのは午後11時過ぎ。下北沢で1500円で買ったメガホン型ヴォイスチェンジャーを持っていく。
潤平はケガした指から血を出しながらギターを入れたそうだ。血染めのエレキギター。カッケー。
ヴォイスチェンジャーをヴォコーダー代わりにして声を入れてみる。意外と使える。今後の幅が広がりそうで面白い。

それが終わると今度はミックスダウンの終わった音源を持って僕のアパートに移動。マスタリングするのだ。
が、『ファミコンアッシュ』にどうしても原因不明のノイズが入ってしまう。何度繰り返してもノイズの場所が移動。
結局潤平が家に戻ってもう一度ミックスダウンし直して、それを再びマスタリングしてようやく完成。
ベッドに入ったのは午前5時。さすがに3日連続はキビシイ。倒れそうだ。


2001.12.22 (Sat.)

その高校時代の曲はハ長調からスタートして、ニ長調、ホ長調とキーが1音ずつきっちり上がっていき、
最終的には6回転調してロ長調で終わるというムチャな構成をしているので(もちろんわざとやったのだが)、
ふつうにつくり直すよりもかなり時間がかかる。コピー&ペーストしても転調しているので調整が必要になるのだ。
それでも6年前の曲をそれなりのハイスピードでヒョイヒョイと再現できるのは「オレ強い! オレ大きい!」という気分。
腰痛に耐えつつ、買い出しの疲れに苦しみつつ(昼に渋谷と神保町に行った)、自分の能力に酔いつつ。アホですわ。

夜になっても作業は続く。フジの紺野SPは見たのだが、ポップジャムを見忘れるくらい必死に打ち込みまくる。
紺野オイシイなー。今回は辻SPほどの威力はなかったね。ケンカのシーンは面白かったけど。

午後11時ごろになって会社帰りのトシユキ氏がやってくる。トシユキ氏は今回のレコーディングにゲスト参加するのだ。
一旦潤平宅に寄って荷物を持ってから、午前0時に3人で奥沢のスタジオに入る。奥田君は納会で参加できず。
マサルが来るまで潤平とジャムったり新曲の演歌の構想を練ったりして過ごす。

マサルは午前2時に合流。さっそく『ファミコンアッシュ』のレコーディングをスタート。
相変わらずのハイテンションで叫ぶマサル。しかしながらレコーディングとは時間がいくらあっても足りないわけで、
全部終わったのはスタジオが閉まる午前6時の本当に直前。ドタバタしながらなんとか予定を終了。
自由が丘の吉野家でメシ食って解散。帰っても打ち込みの続きが待っている。キツい……。


2001.12.21 (Fri.)

めちゃくちゃ寒い。午後になって雨も降り出した。
そんな中、銀行をまわるついでに市井紗耶香と中澤裕子によるコンピレーションアルバム『FOLK SONGS』を買う。
中澤の声は小さめにミックスしてある印象。しかしながら男性ゲストヴォーカルが極めてウザい。
結論としては、市井の声が好きな人は「買い」、そうでない人はレンタルで済ますのがお得かと。
CDをケースからはずすと出てくるたいせーの写真には爆笑。

夕方になって、シングル収録予定の曲をつくる。僕の担当分はリミックス。なので元のデータをいじるだけ。
……と思っていたのだが、ソフトの調子が悪いみたいで、結局最初からプログラミングし直すハメに。
自分のつくった曲はコードもリズムも全部頭の中に入っているので、その点については構わないのだが、
一度やったものを同じ機械で再びゼロから組み立てていくという作業そのものが面倒くさくてたまらない。
寒さで腰がちょっと痛むのにも困った。歳はとりたくないなあ。
それでもひたすら無心でやったらなんとか1日で完成。よかったよかった。

が、午前2時に潤平がやってきて、シングルのジャケットと収録曲の話が始まる。
いざ曲順を組んでみると、イケイケ調の曲が多いことに気がつき、僕の方でさらに新たな曲を用意することに。
マスタリングは23日の予定なので2日しか時間がない。3日で2曲……。もうむちゃくちゃ。
しょうがないので高校時代の曲をつくり直すことに。ヒー。


2001.12.20 (Thu.)

なんと4ヶ月ぶりに髪の毛を切る。毎朝の寝グセはもう限界だったしサッパリしたいし、で美容院へ行った。
バッサリ切ってもらったら前髪だけ金色が残った格好に。おお、無造作ヘア。
いつも髪が伸びてくるとヘアピンで留めているのだが、今度からはもっとこまめに切っていこう……と思った。


2001.12.19 (Wed.)

というわけで、書くネタもなく怠惰に過ごしたので、昨日の反省をふまえてQ&A方式で研究室向けにアホをさらします。

Q1. 熱海ロマンとは何か?
A1. 自称・劇団もしくはロックバンド。実際のところはいわゆるコミックバンド。バカ歌を歌って喜ぶ4人組の集団です。
ジャンルを固定しないでそのときの気分でやってます。ゆえに音楽的なこだわりがなくってデカい顔ができません。
ライヴでは御神体と称する男性器のハリボテを振り回すなど、品性下劣で売っております。
が、来年からはいいかげんマジメな要素も照れずに取り入れていこうか、という話もチラホラ出てきてます。

Q2. ドラムスはどの程度たたけるのか?
A2. 触りはじめて3年目。それまではひたすらイメトレ。独学で我流です。へたっぴです。ホントにヘタです。

Q3. 修士論文では何を書きたいのか?
A3. 今のところ、もう一度さいたま新都心を扱いたいと考えています。
政治の動きがデザインのプロセスや結果にどういう影響を与えたかを見てみたいからです。
逆を言えば、できあがったデザインを見ることで新都心をめぐる権力が読めるのでは?
また新都心を訪れた人々に対してデザインを媒介として何らかの影響を与えているのでは?
そういったことをテーマにしたいのですが、具体的に何をしていくかは考えていません。ええ、サボってます。

Q4. 実際のところモーニング娘。はどの程度好きなのか?
A4. かなり好きです。戦隊モノみたいで、見ていて面白いので。
特に吉澤ひとみが大好きです。「よっすぃーにちんちん生えたらしゃぶれる」と発言できるくらい好きです。
専門分野は福田明日香脱退から後藤真希加入までの戦略の変遷について。
これについてなら何時間でもしゃべれます。

この辺でよろしいでしょうか。何か質問のリクエスト等ありましたら受け付けます。遠慮なくメールください。
あと、大勢の人を相手にバカ話をするのは本当に恥ずかしいので、バカ話をお求めの場合は少人数でお願いします。
少しずつ慣れさせてください。


2001.12.18 (Tue.)

今年最後のゼミ。その後飲み会。
研究室の皆さんに「お前の態度はなっとらん」と教育的指導を受ける。
「お前は何がしたいんだ」と言われて何も言い返せない情けなさ。
なるべくアホをバラさないようにつとめていたのが、裏返ってそれがみっともない結果を招いたわけで。
すでにアホな部分はバレているわけで、見えてるのにまだ隠そうとしているのが格好悪いわけで。
来年は本当にやることがいっぱいだ。ノーガード戦法から始めないといけないのかな。


2001.12.17 (Mon.)

書くネタがないので今年新たにハマった音楽を列挙してみよう。

椎名林檎『愛妻家の朝食』:A面『真夜中は純潔』より好き。
東京スカパラダイスオーケストラ『燃えよドラゴン』:ハイテンションが格好良い。スカパラはカヴァーのセンス良すぎ。
Cymbals『Show Business』:夏場はこればっか聴いていた。文句のつけようがない。
Cymbals『I'm a Believer』:自転車に乗りながら口ずさむこと多し。
プッチモニ『ちょこっとLOVE(2001ver.)』:吉澤の「謙虚なあなたが」に思わずびゅくびゅく。
ピチカート・ファイヴ『パーフェクト・ワールド』:こんなんたたきたい。
The Presidents of The United States of America『Video Killed The Radio Star』:原曲より好き。熱海も演奏。
Cymbals『Higher than the Sun』:アレンジに深みが出てる。カップリングの『Keith & the Moon』も良い。

……偏ってるなあ。数も少ないし。もっと音楽を聴かないといけないね。


2001.12.16 (Sun.)

午後、急に腹痛に襲われて何もできなくなる。情けない……。


2001.12.15 (Sat.)

『ファミコンアッシュ』を正式にレコーディング。……なのだが、奥田君が参加できず、マサルが遅刻。
潤平宅に寄ってから奥沢のスタジオへ。録音のセッティングを終えてから潤平とふたりで合わせてみる。
1ヶ月サボると細かいのがまったくたたけない。勢いだけでたたいていったらメガネがずり落ちた。もうヤケ。

マサルが合流してレコーディング開始。が、エフェクタの調子が今ひとつで時間はどんどん過ぎていく。
結局時間内におさまらず、来週徹夜で作業を続けることに決定。しかたないか。

その後、バーミヤンでシングルのジャケットの話。が、当然のごとく雑談タイムに。
ファミコンの話、深夜番組の話、エロマンガの話、声質・コーラス編成から見るモーニング娘。の話。
こういった雑談がめちゃくちゃ面白いのだ。もっと頻繁に会いたいもんだが。


2001.12.14 (Fri.)

言説編成。橋爪教授とサシで話す機会があって緊張。うわーアホがバレるー(どう考えてもすでにバレてると思うけど)。
……思ったのだが、言説編成で僕が冴えないのは1限なのが大きな要因であるような気がする。
頭が回らないので、細かいことを考えているうちに大まかな問題がわからなくなってくるのだ。うん、きっとそうだ。

午後は昨日の続きで作曲。とりあえず完成。2日で完成するとは自分でもびっくりだ。
この勢いで冬休みも乗り切りたい。年末年始で5曲はつくってみたいなあ。……さすがにそれはゼイタクか。


2001.12.13 (Thu.)

実に3ヶ月ぶりに曲をつくってみる。昨日のライヴに触発されてのこと。
つくるときにはテーマを決めて取りかかる。それはジャンルだったり、構成だったり。
今回はひたすら変拍子の曲にしてみようと思ってスタート。7拍子の部分からつくり始める。
2時間で骨組が完成した。これだけ調子よくできることはめったにない。たっぷり休んで充電したからだろうか。
ただ、4拍子5拍子6拍子7拍子が入り乱れるので演奏するにはめちゃくちゃキツそう。自業自得なのだが。

自由が丘の吉野家に入ったのだが、「ねぎだく」を注文する人を初めて見た。


2001.12.12 (Wed.)

最近日記への出番が多いトシユキ氏に誘われて、下北沢へインディーズのバンドのライヴに行く。
最近人気が上昇中で今回が初のワンマンライヴなのだそうだ。

いざ開始。スタジオ録音の曲を聴いた限りでは、正直「へー」という程度の関心しかなかったのだが、
実際にライヴの音を聴いてみると迫力が違った。やはりドラムスは音量がないと話にならんなあ、と痛感。
ギターも丁寧だしヴォーカルも客をノセるのが上手い。客の入り具合もいいし、雰囲気も良い。
何よりバランスが良い。各パートのバランス。目立つ/支えるの入れ替わりが文句なしだ。
停滞している熱海ロマン的には作曲・演奏ともに非常に参考になりまくるライヴだった。
ぜひともマサルにも奥田君にも見せたかった。潤平も音楽の好みはともかく、見せたかった。

終わってドトールに入り、感想戦。今の熱海ロマンに足りないものが揃ってたなあ、と述懐。
そして、話題は熱海ロマンの今後の戦略へ。ライヴの場数を踏まないと、ということで意見が一致。
2ndアルバム出していろんなライヴして、そんな具合に来年の前半はグリグリと動きたいね、と話して解散。


2001.12.11 (Tue.)

本当にどうでもいい話題なんだけど今日書いておかないと一生書きそうにないので書いておく。
「アメリカ合衆国」という表記。“United States”ということでわざわざ「合州国」と書く人がいる。
それはそれでいいと思う。でも僕はそう書かない。
なぜなら、「合衆国」と訳した人は連邦国家ということよりも民主主義であることの方を重く受け止めたからじゃないか、
そんなふうに推測しているから。確証はない。でも、そんな気がする。だから、「合衆国」でいいんじゃないかと思う。
ただ単にそれだけ。

東京スカパラダイスオーケストラ『カナリヤ鳴く空』を購入。
前回よりもカップリングが良い。茂木欣一上手すぎる。チバユウスケのヴォーカル、特に感想はないです。


2001.12.10 (Mon.)

毎日ショボくれてるんだけど、日記を読み返してみるとそれなりに話題は多岐にわたっている。
まあ今は雌伏の時間ということか。いつ雄飛するのかは知らんが。しないかもしれないし。
……それにしても女っ気がねえなあ。しゃーねーやね。


2001.12.9 (Sun.)

午後、トシユキ氏が来る。今度の水曜にお気に入りのバンドのライヴがあるそうで、それについての話。
そのついでに、どこからどう見てもウイルスとしか思えないメールが来ていたので、その対策をやってもらう。
晩飯を松屋で食べながら、「どうも毎日がしょぼくれてて困るよ」と相談してみる。
しかし社会人になると僕のように毎日の怠惰な生活をなげくヒマもないようだ。大変だ。
僕にできることってなんなんだろう、僕に求められていることってなんなんだろう、と少々マジメに考えてみたり。


2001.12.8 (Sat.)

5回目のマンオブ参戦である。僕は今まで予選を抜けたことはない。
しかも過去2年はともにボーダーに1点足りないという結果に終わっている。雪辱戦である。

会場が明治大学和泉校舎ということで、明大前駅へ。そこでHQSの皆さんに合流。
僕は「けこみ! けこみ!」と叫んで丸暗記の成果をギャグで披露(けこみ=階段の踏み板の間の垂直な部分)。
やっぱりみんなマンオブということで気合が入っていて、話題はもっぱら出そうな言葉や人名の確認ばかり。
今年は予選通過枠が64人で、例年より多め。「さすがに今年は抜けるよなあ……」と思いつつ会場へ。

会場に着くとラビーからノートパソコンを渡される。「マツシマさん、ニシマキさん、これを見て覚えてください。」
予想問題をまとめたのかな、と思ったらなんと三人祭のプロモ。予選通過したら熱海ロマンが使ったピンクのカツラで
チュッ!とやるつもりらしい。「僕が松浦でニシマキさんが加護、マツシマさんが石川です。」だと。
なんでも昨日もマンオブ対策の合間をぬって踊りを練習したとか。……アホか。

で、いざペーパー開始。……まるでわからん。時事の匂いがほとんどしないので全然対応できない。
それでも運がいいことにルーキーのウタガワくん・トダくんが今さっきまで雑談していた内容がいくつか出てた。
終わってみんなと話してみると、2週間前からの対策がバッチリハマったようで、25点前後が続出。
僕は23点。後輩に負けた……。内心ショックだったが、ホントに1年間クイズやってなかったんでしょうがない。

採点が終わって通過者の発表。17位の西巻を皮切りにみんな続々抜けていく。
あー、もーダメだー。もう来年は出ないって決めてるのになー。とうとうマンオブには縁がなかったなー。
……と思ったら、最後の64位で通過。周囲は「おいしいっスよ!」と言ってくれるが院生でビリ抜けは格好悪いって。

ともかく、予選通過。でも2Rの2○2×、地蔵で負けましたとさ。問題、時事っぽくなかったんだよう。
勝ち抜けたらステージで食ってやろうと思ってたベーグルを、座席で後輩と分けてモフモフ食べる。

HQS勢は6名が予選通過(正直こんなに抜けるとは思わんかった)。が、シードのない5名は2Rで全員消えた。
唯一シードされた西巻は3Rを1抜けしたが、4Rを惜しいところで敗退。あと一歩だったのにね。

終わって吉祥寺でコンパ。みんな抜けるとコンパも楽しいもんです。みんなホントに強くなったなー、と思った。
個人的には初めて大会に出た明大オープンで新人枠ビリの18位で通過、そして今度もビリ抜けということで、
最初と最後がビリ抜けってのもすごく僕らしくていいな、と思ってみたり。これで正式に引退。お疲れ、自分。


2001.12.7 (Fri.)

1限、言説編成。なんか最近金曜はこの話題ばっかりだ。
西鉄バスジャック事件を、もし犯人を狙撃して解決したら首相はどうコメントするか、が今回のテーマ。
いかにもお役所っぽい文章ならスラスラ出てくるのだが、アメリカ大統領風の自信に満ちた文章が出てこない。
自分の行動に信念・確信があるんだからそれに従いベストをつくした、というのを表現しないといけないのだ。
で、首相役の学生ができあがったのを読み上げる。それに対する質疑も応答も真剣勝負。
みんな文句のつけようのない受け応えができている。が、僕ひとりは何もできずに取り残されている印象。
ここまで“落ちこぼれ”気分になったのはいつ以来かなあ。みんな賢いなあ、と心底思った。

午後はマンオブザイヤーの対策。昔買った問題集などを徹底的にチェックしていく。
とりあえず予選のペーパーを抜けるためには基礎固めだと、ほどほどの難易度の問題を重点的に押さえる。
果たして1日でどこまで伸ばせるのか……。やらないよりはマシだもんね。


2001.12.6 (Thu.)

潤平が「東大コンプレックス2001」のビデオの写真をアップに来る。
その作業をしながら、こいつウゼエとかこいつキショイとか、FNS歌謡祭に茶々を入れる。
で、ふたりで『Mr.Moonlight』を見て「4期メンバー素人くささが抜けたなあ」と感想戦。
そんなモー娘。に触発されて、来年の今ごろはもっと派手に行こう、と誓いあうのであった。


2001.12.5 (Wed.)

渋谷で買い物をしてから家に戻って「東大コンプレックス2001」のビデオを増産。
その間、研究室で使うために買ったヘッドホンでいろいろと曲を聴いてみる。
安物のヘッドホンなのだが、そのわりに低音がよく聞こえる。おかげで聴き慣れた曲にも新しい発見がある。
『LOVEマシーン』がすごい。これがミリオンいかなかったら日本はヤバかった、ってくらい良い。
プロの仕事って容赦ないなあ、とあらためて思うのであった。


2001.12.4 (Tue.)

ウチの先生は大学院で「情報都市空間意匠特論」という名前の講義をやっている。
何をやってるのかよくわからない名前だが、その中身は、住民参加でよりよい空間をつくっていくという内容。
巨匠がトップダウン的に作品をつくっていく時代はもうすでに終わってしまっている。
専門知識を持たない素人の住民と手を組んでやっていくにはどうするか、演習あり講義ありで進められる。
一橋にずっといたんじゃ絶対に知ることのできなかった世界。東工大に来てよかったなーと思う。ホントっすよ。


2001.12.3 (Mon.)

今日もネタがない……。やるべきことはいっぱいあるのだが。
それにしても『アンティーク』面白すぎ。毎週爆笑。こんなん反則だわ。


2001.12.2 (Sun.)

6時ごろまでダベり、倒れるように寝て朝10時に起きる。が、すっかり疲れ気味で全員がフラフラ。
フラフラになりながら『ハロモニ。』を見てみんなで保田バアさんの熱演に感動する。

環八のファミレスで昼飯を食って解散。家に戻って倒れるように眠る。


2001.12.1 (Sat.)

モゲの会、「秋モゲ」。今回はまる氏のアパートを拠点に、多摩川の河原で燻製をつくるのだ。
朝10時集合に遅刻。慌てて自転車にまたがる。トシユキ氏・まる氏と合流すると燻製用の缶を持って河原へ。
まずは鮭から。缶の中にぶら下げてチップに火をつけていぶす。その間、草に寝転がって呆ける3人。

昼過ぎに飯田からバヒサシ氏が合流。弁当を食い、草に寝転がって呆ける4人。
15時頃に鮭が終了、続いてチーズ。家庭用の塊を丸ごとやってみる。
こうして呆けているのはもったいない、ということで、バヒ氏とトシユキ氏は持参したインラインスケートを近所ですべる。
見ているとかなり面白そう。ふたりとも僕とまる氏を洗脳するために持ってきたそうで、僕は見事に策略にハマった格好。
今度始めてみようかな、と思う。いい運動にもなりそうだ。

チーズの次はソーセージ。まる氏が部屋を片づけている間に僕ら3人はダブルダッチをやってみる。
小学校の頃に大の苦手だった縄跳びの記憶が蘇る。しかも縄が2本に増えている……。
いざやってみると、縄を両手で回すというのが意外と難しい。中に人が入るとどうしても気になって、たるんでしまう。
跳ぶ側としても、タイミングをはかるのがなかなか難しい。入ってから小刻みなリズムで跳ぶのも大変。
トシユキ氏曰く、ダブルダッチはリズムのゲームだそうで、納得。音楽に合わせた方が跳びやすいわけで、
ヒップホップ方面とも結びつきやすい。なるほど、モテスポーツだ。実際やってる間けっこう通行人に見られていたし。

燻製づくりが終わると尾山台商店街で買い出し。帰ってきて夕食~飲み。
マジメな話もバカ話もありで、ゆっくりと流れる時間。


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