個ゼミ。もう半ギレ状態で、今までコツコツやってきた市役所についての研究の部分を修論から削ることに。
そしたらとりあえず、執筆にゴーサインが出た。もう、やるしかない。
塾で研修があって、逃げられないので参加した。
前半は保護者面談のロールプレイ。「誠実な印象がある」という評価を皆さんからもらった。そーですか。
後半は数学の教え方について。これが意外と面白くって、素直に勉強になったのであった。
ストレスが溜まる。自分の場合にはいくつかガス抜きの方法がある。
まず、マンガ。酒を飲まないかわりに自分はストーリーを消費する。一番手軽なのがマンガというわけ。
次に、ゲーム。特にシューティングがよろしい。相変わらす『グラディウスIII&IV』ブームは続いている。
ちゃんと小説とか映画とか、ほかのメディアにも手を出さないといけないよなあ、と思ってはいる。
思ってはいるのだが、基本的にこちらで時間を思うようにコントロールできないガス抜きは好きじゃないのだ。
それで結局いつものパターンに落ち着くのであった。
個ゼミ。去年必死で調べた市役所についての部分がうまくつながらない。いよいよ困る。
circo氏が上京してきた。まず、潤平と3人で集まって、建築学科の卒業制作展を見る。
昼メシで魚を食べた後、どこへ行こうか考えた挙句、六本木ヒルズに行ってみることにした。
が、見るべきところが何ひとつなかった。女性向け、というか。入ってる店のカテゴリーがとっても狭いのだ。
それでもあちこちを歩きまわるのだが、意外と中は狭くって、やっぱりなんとなく物足りない。
全体的にテーマパークくさくつくってある。迷路っぽいんだけど、行った先に何もないのでさみしい。
床の傾斜と壁の模様の傾斜をズラして違和感を覚えさせる演出がある。けど、ちっとも面白くない。興奮しない。
テレビ朝日の土産コーナーも大したものがないし、拍子抜け。中身のない街って感じ。初めて大江戸線に乗って新宿へ。トンカツ食って別れる。油っぽい食事は久々で、おいしゅうございました。
この日も、プロットづくり。
狂ったようにプロットづくり。
ここ数日、必死で書いていったメモをもとに、レジュメをつくるというか、プロットをつくる。
今まで修論のために考えてきたことをぜんぶ盛り込んだ、「狂気のカタマリ」をカタチにまとめる作業。
ヘロヘロになっているんだけど、だからよけいにキレていると信じて、キーボードをたたいていく。
飲み会の後、友人宅に泊まらせてもらう。そして徹夜でフラフラでも、修論のプロットを考える。
みんなが疲れて寝転がっている中、ひとりで「あーうー」うなりながらルーズリーフにアイデアを書いていく。
修論のプロットの下書きを用意する。
ずいぶんと回りくどいやり方なんだけど、そうするスタイルが自分に定着しているので、そこから始める。夜、授業が終わって、飲み会のために渋谷に消えるのであった。
身体障害者施設アート化プロジェクト。
参加するたび思うのは、ワークショップというのは参加した者のみを満足させるものであり、
それは相手・受け手を圧倒する個人の作家性とはまったく逆方向にあるものだ、ということ。
誰でも満足して作品づくりの中に加われるということ。
それに対して、不特定多数の誰かを有無を言わさず満足させること。
そもそも評価軸が違うのだから優劣はありえないはずなのだが、どうも世間は単純化して一緒にする傾向がある。
どっちも大切なことだし、どっちも特有の問題を抱えている。もっと劇的で建設的な解決はないものか。
その鍵になるのは、自分の知らないものを知らないなりにちゃんと評価する視点なんだろうな、と思う。
簡単そうに見えて本当に難しいことなんだけど、それさえできれば幸せになれる、そんな気がしている。
個ゼミ。まあ、問題がハッキリするという点ではありがたいのだが。
たまーに何をどうしてもうまくいかない日がある。今日がまさにそれで、授業だってのに、
自分でも呆れるくらい調子が悪い。なんとかこらえて切り抜けたが、スランプをコントロールするのも才能だよなあ、と思う。
潤平が建築学科の卒業制作で大岡山建築賞金賞をもらったわけで、そのパーティーがあった。
「タダでメシ食えるよ」と誘われたので、素直におじゃまする。ちなみに場所は悪名高き百年記念館。
受賞作品を見て思ったことを潤平と話す。あと、うーじ君も受賞者で参加していたので、思ったことをちょこっとだけ話す。受賞作品を総括して言えることは、従来の「建築」に対する拒絶反応の強さだ。
金賞が2つ、銀賞が2つあったが、そのうち明確なファサードを持った作品はゼロ。
明確な使用目的を設定したものも潤平の美術館のみで、あとは通路やオープンスペースとしての性格が強い。
つまり、狭義での「建築」はあまり見られず、現状の都市を利用・再発見するアイデアが賞を取っているということだ。
そのアイデアで特に目立つのは、建物・都市空間のこんなところに人が入れる!的な、いわば「忍者趣味」だ。
従来の空間処理に対する反発心かどうかはわからないが、今あるものから新しいコードを見つけ出す、
そういう方向にばかり、若い皆さんの興味が集中しているように自分には見受けられた。
それを批判するつもりはない。今までの「巨匠による記念碑的な作品づくり」の時代は終わったのだし。
ただ、そのような状況下であっても、やはり建築をつくることを正面から考えるべきだとは思う。みんな若いんだから。
そんな観点からすれば、受賞者の傾向はあまり前向きに評価できるものではないのも、また確かだ。
(その中でちゃんと目的を持った建築を志向した潤平は、もっと褒められるべきだとも思う。)あと、ここで書くべきことではないかもしれないが、質疑応答での潤平の受け答えは素直すぎると感じた。
相手だってきちんと考えて質問しているわけじゃないんだし、もっとテキトーな受け答えでもいいと思う。
東工大には下らない理屈でも言いくるめれば勝ち、という理系らしい困った因習があるように僕は感じているのだが、
そんな空気に素直に応じるのは損。本気で応えるのは、本気で考えた質問のときだけでいい。
午前中、先輩の博士論文の発表を聞く。その後、研究室に戻って乾杯。ビールをいただく。
途中で抜けて府中に行き、昼食の後、資料を集める。戻ってきて、データをまとめる。相変わらずである。
研究室にてデータのまとめ作業。
家に帰るとまず、PS2で『グラディウスIV』をやる。
ゆっくりのんびりやっているのでオールクリアなどまだまだ先の話だが、それでも楽しい。
自分にとっては古典的なシューティングゲームが一番の気晴らしなのだ。
最近のゲームは複雑すぎて、どうもやる気になれない。トシをとったとは思いたくないのだけど。
土曜日は中1の国語の授業である。女子5人、全員がメチャクチャ騒ぐクラス。
で、近所でドラマのロケをしているそうで、よくジャニーズがどーのこーのという話題になる。
そして僕は例のごとく「イケメンがなにさ、ケッ」とひがむのであるが、
「んー、まあ、先生もそんなにヒドくはないよ、たぶん」と中学生は生意気に言ってのけるのであった。
コケにされつつ、教えつつ。面白いのだが、なんともな毎日。
ギアがうまく噛まない状態が続いていたため、自転車を修理に出した。
思えばいま乗っている自転車は、実にもう7年目になるのだ。
けっこう荒っぽく乗っているので、同じ自転車がもう1台余裕で買えるくらい修理をしている。
次に大ケガしたら乗り換えかな、となんとなく思っているのだが、できるだけコイツと長く付き合いたいのが本音だ。
研究室でひたすらデータを打ち込む。府中市の白地図上に、建設された公共施設を年代ごとに配置していく作業。
いざやってみると、かなりハッキリした結果が出てきた。面白い。
英語の授業。だいぶよろしい感じにまとまってきつつある。
日比谷図書館へ行き、借りていた本を返した。
それにしても都立の図書館で本の貸出をしているのが日比谷だけ、というのは絶対におかしい。
どこかもう1ヶ所くらい、貸出をするべきだと思うのだけど。
府中市役所へ資料探しに出かける。市で販売している地図を買って、あとはNPO関係の資料をコピーして帰る。
久しぶりに秋葉原へ行った。気晴らしになるDVDを探すため。
いろいろ考えながら見てまわったのだが、結局『機動警察パトレイバー・劇場版』にした。
これは中学生くらいのときに見て、「おもしれー」とハマった作品。
生まれて初めてレンタルしたCDが、このサントラ。いまだに川井憲次の曲は好きだ。
で、家に帰って見たんだけど、このトシになって「あーあーそーだったのかー」という場面が連発。
昔は大まかな話の展開とか理解しないまま面白がってたわけで、自分のテキトーさ加減を再認識した。
課題に取り組む。研究室のパソコンは家のやつに比べるとすぐにフリーズするので困る。
身体障害者施設のアート化プロジェクト。渡り廊下の天井と床をどうにか楽しくできないか、とアイデアを出す。
自分の望む完成形を絵に描く。クレヨン使うのは本当に久々だ。
時間があまったので、コロ助やバカボンのパパを描く。いつものことなのであった。その後は研究室に戻り、課題をこなす。
ゼミ。終わって、必死に課題をつくる。
『ロスト・イン・ラマンチャ』を見に行った。
テリー=ギリアム監督がドン・キホーテの映画を撮影するのに失敗する姿を描いたドキュメンタリー映画。
映画を見るのなんておそろしく久しぶりで、しつこい予告編すら新鮮だったのであった。肝心の中身はギリアムお得意のアニメーションがわりと頻繁に出てきて、好きな人ならまあ満足できるデキ。
ただきっちりつくってある分、次々と襲いかかるトラブルが比較的あっさり風味に過ぎ去っていく。
ドキュメンタリーなだけにフィクションの要素が薄くて、それでリアリティが弱まるという逆説。
見終わっての感想は、「フツー」。映画のつくり方について詳しい人なら、もっと楽しめるのだろうけど。
ゼミ。その後個ゼミ。
月曜の夜は伊集院光のラジオをほとんど欠かさず聞いている。
知らないうちに僕のしゃべりにしみついている部分も大きくて、塾ではかなりその影響が出ているはずだ。
ちょっと前、生徒に「先生は男子中学生向けのラジオパーソナリティにぜったい向いてるよ」と言われたのだが、
それは間違いなく伊集院のせい。もちろん、女子へのウケがいまひとつなのも、そのせい。
桜新町・二子玉川周辺を自転車で散歩。その後研究室へ。
研究室ではぎっちゃんとふたりきり。最近の動向をいろいろとグチる。聞いてもらってちょっと落ち着いた。