所在地: 島根県出雲市
主祭神: 大国主大神出雲国一宮。式内社、旧官幣大社、別表神社。かつては杵築大社といい、スサノオを祀った。
平安時代の本殿は高さが48m、さらに古代には96mあったとも。現在でも24mで十分大きい。
▲標準的な御守。神紋「二重亀甲に剣花角」の下に「出雲大社」。横書きはわりと珍しい。
▲出雲大社ということで、縁結びの御守。このご利益は、祭神・大国主がモテモテなことによる。
▲開運の御守。
▲長寿の御守。
▲厄除けの御守。
所在地: 島根県隠岐郡海士町
主祭神: 後鳥羽天皇旧県社。1939年創建。承久の乱により隠岐に流された後鳥羽天皇の火葬塚に隣接して鎮座。
後鳥羽天皇が菊花紋を愛用したことをきっかけに、菊花紋が皇室の紋として定着した。
▲標準的な御守。神紋は菊花紋そのままではなく、菊浮線綾にアレンジしているのが面白い。
▲ビニール入りの御守もある。log: 2018.7.28
所在地: 島根県松江市
主祭神: 伊弉冊大神・伊弉諾大神旧県社。1583(天正11)年築の本殿は現存する最古の大社造建築で、国宝に指定されている。
出雲国府があった場所に近い山裾に鎮座し、境内では古代の出雲国の雰囲気を存分に味わえる。
▲標準的な御守。神紋の「二重亀甲に有」はかつて出雲大社でも使用。「有」は神有月の意。
▲交通安全の御守ということで車があしらわれているのか。面白い工夫である。
▲学業・合格の御守は「サクラサク」か。
所在地: 島根県松江市
主祭神: 熊野大神櫛御気野命出雲国一宮。式内社、旧国幣大社、別表神社。祭神はスサノオを指し、出雲大社とも交流がある。
鎮座地・旧八雲村はスサノオゆかりの地名。社伝では、熊野三山はこちらからの勧請とされる。
▲緑の身体安全御守。神紋の「一重亀甲に大」を全体にあしらっているのが特徴的。
▲身体安全御守は緑と赤の2種類。
▲厄除開運御守は紫と赤の2種類。統一したデザインに色違い、というのがかっこいい。
▲赤の厄除開運御守。
▲縁結御守は青と赤の2種類。
▲赤の縁結御守。
▲就職成就の御守は黒だった。
所在地: 島根県松江市
主祭神: 佐太御子大神・伊弉諾尊・伊弉冉尊・速玉男命・事解男命・天照大神・瓊々杵尊・素盞嗚尊ほか4柱式内社、旧国幣小社、別表神社。出雲国二宮で、かつては「佐陀大社」と称していた。
正殿・北殿・南殿と国指定重要文化財の大社造が3つ並ぶ。主祭神の佐太大神は猿田彦大神。
▲標準的な御守。裏の神社名の上には正殿の神紋である「地紙」を配している。
▲摂社・田中神社の御守。東社はイワナガヒメを、西社はコノハナサクヤヒメを祀る。log: 2016.7.24
所在地: 島根県雲南市
主祭神: 須佐之男命・稲田比売命・清之湯山主三名狭漏彦八島野命旧県社。スサノオがこの地に日本初の宮殿を建てたので、「日本初之宮」を称している。
なお、その際にスサノオが詠んだ歌が日本初の和歌とされるので、和歌発祥の地でもある。
▲標準的な御守。「八雲立つ」ということで8つの雲をあしらったデザイン。log: 2018.7.29
所在地: 島根県出雲市
主祭神: 須佐之男命式内社、旧国幣小社、別表神社。鎮座地はスサノオが最後に開拓した場所で自らの名をつけた。
本殿は1554(天文23)年の造営で、大社造が高床式倉庫から発展してきたことがよくわかる。
▲標準的な御守。クシナダヒメのお産の伝承による神紋「二重亀甲に蔓柏」があしらわれている。
▲標準的な御守をもうひとつ。log: 2016.7.23
■ 染羽天石勝神社 Someba Amenoiwakatsu Jinja Shrine
所在地: 島根県益田市
主祭神: 天石勝命式内社、旧県社。神門から続く石段の先の本殿は1583(天正11)年築で国指定重要文化財。
近くにある医光寺の雪舟庭園が有名だが、当社も歴史を感じさせる独特な空間である。
▲標準的な御守。log: 2016.4.3
■ 太皷谷稲成神社 Taikodani Inari Jinja Shrine
所在地: 島根県鹿足郡津和野町
主祭神: 宇迦之御魂命・伊弉冉尊旧郷社、別表神社。伏見稲荷からの勧請で、願い事が叶うようにとのことで「稲成」と表記。
参道は263段の石段と約1000本の鳥居からなり、津和野の街で特別な存在感を漂わせる。
▲標準的な御守。神紋の中央にある「隅立て四つ目結」は、津和野藩主・亀井氏の家紋。
■ 高津柿本神社 Takatsu Kakinomoto Jinja Shrine
所在地: 島根県益田市
主祭神: 柿本人麿命旧県社。歌聖・柿本人麻呂を祀り、亡くなったとされる鴨山(高角山)に鎮座する。
「ひとまろ」→「ひとまる」→「火止まる・人産まる」から、火防・安産の神ともされる。
▲標準的な御守。亀井氏が現在地に遷したからか、神紋に「隅立て四つ目結」がある。log: 2016.4.3
■ 玉若酢命神社 Tamawakasumikoto Jinja Shrine
所在地: 島根県隠岐郡隠岐の島町
主祭神: 玉若酢命式内社、旧県社、隠岐国総社。国道485号に面して鎮座し、島後を代表する存在感をみせる。
茅葺の隋神門・本殿・社務所を兼ねる億岐家住宅などが国指定重要文化財となっている。
▲標準的な御守。
▲このようなパターンも。
▲厄除御守の青。
▲厄除御守の赤。
▲健康御守。
▲金運御守。
▲勝守。無人販売所スタイルだとたくさん頂戴しすぎていけない。log: 2018.7.27
■ 日御碕神社 Hinomisaki Jinja Shrine
所在地: 島根県出雲市
主祭神: 天照大御神・神素盞嗚尊式内社、旧国幣小社、別表神社。島根半島西端・日御碕に鎮座。12棟が国指定重要文化財。
昼を守る伊勢神宮に対し、夜を守るとされる。上下の本社でそれぞれスサノオと天照大神を祀る。
▲標準的な御守。下の本社は「日沈宮」と呼ばれ、日御碕は夕日の名所として知られる。
▲同じ御守の紫ヴァージョン。
■ 平濱八幡宮・武内神社 Hirahama Hachimangu Shrine / Takeuchi Jinja Shrine
所在地: 島根県松江市
主祭神: 応神天皇・仲哀天皇・神功皇后旧県社、別表神社。平濱八幡宮は石清水八幡宮の社領にあった別宮で、武内神社は境内社。
武内宿禰は八幡神に仕えた忠臣だが、武内神社はメインの八幡宮に劣らぬ存在感がある。
▲標準的な御守。神紋を見るに、武内神社の御守ということか。log: 2016.7.23
■ 水若酢神社 Mizuwakasu Jinja Shrine
所在地: 島根県隠岐郡隠岐の島町
主祭神: 水若酢命隠岐国一宮。式内社、旧国幣中社、別表神社。隠岐造の本殿は国指定重要文化財。
境内に隣接して1885(明治18)年築の洋風建築・隠岐郷土館があるので併せて訪れたい。
▲本来は病気平癒の御守らしいが、標準的な形状の袋守はこれだけだったので頂戴した。
▲同じ御守の赤。
▲ビニール入りの御守。
▲開運厄除けの御守。こちらもビニール入り。
▲勝守。
▲交通安全の御守。
▲仕事守。
▲極小サイズの御守。
▲極小サイズの御守。log: 2018.7.27
所在地: 島根県松江市
主祭神: 事代主神・三穂津姫命式内社、旧国幣中社、別表神社。本殿は大社造が2つ並ぶ美保造で、国指定重要文化財。
向かって右の左殿に三穂津姫命、右殿に事代主神を祀る。巨大な拝殿は伊東忠太の設計。
▲身体健康の標準的な御守。裏の青海波が漁業・海上安全の神社らしい。
▲昇運鯛守。祭神・事代主神の「鯛」と三穂津姫命の「稲穂」を合わせて図案化。
▲航海安全の御守。
▲交通安全の御守。log: 2016.7.24
所在地: 島根県松江市
主祭神: 速秋津比売神式内社、旧県社。松江市街の地形変化に伴い、宍道湖西岸から大橋川南側の現在地に遷座。
「売布(めふ)」とは海藻の豊かさを示し、汽水湖らしい独特な生態系の恵みを感じさせる。
▲標準的な御守。神紋は 「二重亀甲に花角」。
▲波が描かれた御守。摂社には和田津見神社・金刀羅神社・船霊神社など海運交通関係が多い。log: 2016.7.23
所在地: 島根県大田市
主祭神: 宇摩志麻遅命石見国一宮。式内社、旧国幣小社、別表神社。物部氏の初代である宇摩志麻遅命を祀る。
1753(宝暦3)年再建、1856(安政3)年改修の本殿は、春日造では日本一という大きさ。
▲標準的な御守。宇摩志麻遅命が鶴に乗り石見国に降臨した伝承から神紋は「日負鶴」。
log: 2013.8.18
所在地: 島根県松江市
主祭神: 素盞嗚尊・櫛稲田姫式内社、旧県社、別表神社。スサノオ・クシナダヒメ夫妻を祀るため、縁結びで大人気。
奥の院・鏡の池での縁占いが特に人気。古代出雲の雰囲気がよく残るが、とにかく人が多い。
▲とりあえず標準的な御守として厄除御守を頂戴した。菱形のデザインは八重垣か。
▲せっかくなので縁結びの御守も頂戴しておいた。log: 2016.7.24
所在地: 島根県安来市
主祭神: 須佐乃男命旧街道沿いの商店街から山陰本線を挟んで南に鎮座。詳しい歴史がわからずもったいない。
独特な形の隋神門といい立派な拝殿といい、ふつうの神社でないのは一目瞭然なのだが。
▲運よく御守を頂戴できた。裏に神社名がないのもまたもったいない。log: 2017.7.15