diary

past log


2021.4.10 (Sat.)

日本史の授業をやるのに近所の大森貝塚に行ったことがないというのはマズいんじゃねえかってことで、
日記を書き終えると昼ごろに自転車でふらっと大森貝塚遺跡庭園へと向かう。大森駅山王口から品川区に入ったところ。

  
L: 大森貝塚遺跡庭園。家族連れの定番の散策コースって感じで、けっこう人がいた。まあいい天気、いい季節だしね。
C: 中央の広場。  R: しばらくすると、なぜかミストな水を噴き出しはじめてびっくりした。意図がわからんです。

  
L: 広場の地面には縄で模様をつけてある。なるほど、縄文というわけか。なんだかテキトーな気もするが。
C: 奥にある水飲み場も遺跡風。壁は貝塚を模しているようだが。  R: ちなみにトイレも縄文土器っぽいデザイン。

  
L: 広場から外に抜けるとこんな感じ。ツツジの季節には良さそうだ。  C: 上は芝を植えた緩やかなスロープとなっている。
R: 上から見下ろす大森貝塚遺跡庭園。こうして見ると、本当にごくふつうの公園である。遺跡という感じはあまりない。

  
L: 大森貝塚を発見したモース博士の像。発見当時は39歳なんですけどね。完全なる両利きで、倍速でスケッチしていたとか。
C: 貝塚の標本があるのはこの一角だけ。これ明らかに二枚貝のイメージね。  R: 中はこんな感じ。見下ろして終わり。

 
L: いちばん低いところ、線路脇にある大森貝塚の碑。  R: 線路脇はこんな感じ。ただの空き地状態である。

というわけで、大森貝塚遺跡庭園は行ってみたら単なる公園なのであった。憩いの場としては悪くないかもしれないが、
「縄文時代・大森貝塚について学習できるようになっています」という触れ込みはウソだな。がっかり名所ですな。
さすがにこれでは消化不良が過ぎるので、ちょっと北に行って品川歴史館で大森貝塚についての知識を補充する。
かつて品川区の中学校で教えていたのに一度も来たことがなく、今回ようやく初入館。料金は100円とリーズナブル。

 品川歴史館。サッカー部で鈴ヶ森での試合のたびに横を通ったなあ。

展示はもちろん大森貝塚から始まるが、それほど長くは続かない。どちらかというと東海道品川宿へのこだわりが強い。
第2展示室は企画展で1964年の東京オリンピック関連をやっていて、これがけっこう興味深かった。昭和は面白いのだ。
特に聖火リレーがかつての品川区役所前を走る写真があって、一部ではあるが、こんな建物だったのか!とわかった。
現在の品川区保健センター、京急新馬場駅前の交差点ということで、はっきりと場所を確認できたのもうれしい。
大森貝塚関連はむしろ2階の展示コーナーが強く、モース博士の細かいオモシロ情報もあって、意外と楽しめた。
あとは土蔵相模の模型。『幕末太陽傳』(→2012.1.9)についてもふれてほしかったが、廓噺だから厳しいのかな。

さて、品川歴史館と大森貝塚遺跡庭園の間にあるのが、鹿嶋神社だ。地名から「大井鹿嶋神社」と呼ぶこともあるが、
そうすると艦これの一部のカプ厨が大騒ぎしてしまうではないか。まあ嫌いではないですが。むしろ好きですが。
閑話休題、ここもまた、かつて品川区の中学校で教えていたのに今回ようやく初参拝である。なかなか機会がなくて。
10月の例祭では教員も警備に駆り出されて、そのときに神社の周りや境内を歩きまわったもんだ(→2010.10.16)。
1年目で生徒がケンカに巻き込まれて警察沙汰になり、警官が自転車のスポークに警棒ねじ込んで動きを止めたときは、
菊と桜に逆らっちゃいけねえと心底思ったもんよ(→2009.10.18)。いまだにあのインパクトがすごくて。

  
L: 大井鹿嶋神社。  C: わりとすぐに拝殿。  R: 拝殿向かって右の脇に境内社の稲荷神社。

大井鹿嶋神社はもちろん、常陸国一宮・鹿島神宮(→2007.12.82012.7.212014.8.30)からの勧請である。
江戸時代にはすぐ近くの来迎院と一体化しており、明治の神仏分離によって大井地区の総鎮守となったとのこと。
例祭のときには境内いっぱいに屋台が並んでかなりの賑わいをみせるのだが、ふだんは本当に静かな神社だ。
そして意外と境内が小さいことに驚く。でも微妙に湿り気を感じさせて、何かをしっかり守っている印象がある。

 
L: 本殿。さすがにきちんと立派なのであった。  R: 神楽殿。例祭のときはここでちゃんと神楽を演奏するよ。

御守を頂戴し、帰りはかつて部活の試合で行き来したルートで国道1号まで出る。建物がいろいろ新しくなっていて、
時間の経過を感じる。まあ10年近く経っているからなあ。自分はその10年で前に進むことができたのかねえ。
そして次の10年でしっかり前に進むことができるのかねえ。まあ一歩一歩まじめにやるしかないですが。


2021.4.9 (Fri.)

日記をもっとみっちり書きたいけど、それをするには引っ越すしかないんだよなあ。通勤時間がやっぱり長い。
まあそうは言っても、日ノ出町でスタ丼食ったり横浜で買い物したり映画見たり、通勤をけっこう楽しんでいるのね。


2021.4.8 (Thu.)

気がついたら『ガールズ&パンツァー 最終章 第3話』が公開されていた。仕事帰りに慌てて鑑賞。
(過去ログはこちら。TVシリーズ →2017.1.25、劇場版 →2017.9.22、第1話 →2018.2.5、第2話 →2019.6.17)

はいここで予想。決勝でグロリアーナに勝つよ。

第2話から2年近く経っているので、「なんか知波単が撤退を覚えた、カミ車がたいへんつよい」って記憶しかない。
さすがに間が空きすぎなんだよなあ。ガルパンだから許されるけど、贅沢なもんだよなあ、と呆れながら入っていく。
で、まず思うのは第2話と同じで、戦略が面白いのにその客観的な動きがわからないのが惜しいなあ、ということ。
状況を客観的に説明するシーンを入れてくれないので、攻守の価値がわからず、ただのアクションの連続でしかない。
おそらくあえて説明を入れないで戦場のリアリティを優先しているんだろうけど、それで得する人の方が少ないと思う。
戦車道はあくまでスポーツなんだから、解説がないと魅力は半減。「競技場での観戦」を再現したいのかもしれないが、
それができるほど戦車のことを知っているレヴェルの人はそう多くないはず。ちょっと内輪に寄っている気がする。

しかしそうは言ってもちゃんと面白い。戦術で勝って戦略に負ける知波単らしさもしっかりと出しているし。
今回は特にあんこうチームの役割チェンジがまた見せ場になっているし、各メンバーの成長を示してもいるし。
キャラクターの個性、学校(各国)の個性、戦車の個性がどれも存分に発揮されているストーリーの練り込み方は絶品。
この最終章は特に、今までの戦車道を踏まえたうえで、頭を使う戦略的な要素をしっかり見せようとしていると感じる。
まあそれだけにやっぱり解説が欲しいんだよなあ。各チームの考えていることを、もっときちんと理解したいのに。

さて、第3話のラストはかなり衝撃的。ついにそれをやってしまうか。第4話では大洗の成長ぶりが確かめられそうだ。
それにしてもシモ=ヘイヘ(的なキャラ)を出すとはさすがやなあと感心。思わず「巧ぇ」と呟いてしまったわ。



2021.4.6 (Tue.)

本日は始業式ということで、いよいよ新学期が始まってしまった。まあ今週いっぱい準備期間なのでがんばる。

さすがに高校ということで、また昨年のコロナによるリモート授業なんかの名残もあって、IT関係についていくのが大変。
皆さん複数のアプリケーションを用途で使い分けているので、それに対応するだけで精一杯だ。ログイン祭りがつらいの。
生徒もスマホ経由でいろいろアクセスできる環境にあるみたい。まあなんとか徐々に馴染んでいければと思うわけです。

授業準備と並行してじっくり取り組んでいるのが、来年度からの新たなカリキュラムについて。
こないだ書いたとおり今年の努力は使い捨て気味で、その分、来年は地理のエキスパート扱いとなるのが見えてきた。
となれば、今年のうちに高校地理の常識的なものを一気に溜め込んでおかないと来年苦しくなるというわけなのだ。
そっちもきちんと考えないといけないなあと、危機感を持っております。まあ好きな科目のことだからね、がんばれる。



2021.4.3 (Sat.)

『えいがのおそ松さん』。なお、TVの1期レヴューはこちら(→2017.9.27)で、2期はこちら(→2018.9.3)。

うーん、まったく面白くない。1期の異常な盛り上がり(→2015.10.282015.11.17)と2期の異常な静けさと、
『おそ松さん』をめぐる世間の反応はなんとも分析しづらいものがあって、消費社会の恐ろしさを感じるのだが、
この劇場版については1期からのブームにけりをつける内容だと解釈するしかない。もう本当にそれだけだなあ。
(ちょうど先月末にTVで3期が終わったところだけどさ。3期のレヴューはまた明日。いちばん面白かった。)
腐女子の皆様に、六つ子を2倍にしてのわちゃわちゃを見せつけつつF6的なあなたのもとへゴーをやっている。以上。

僕の場合、見ていてむしろ「自分の高校時代ってどんなだったっけ」と考えてしまう感じかなあ。モテんやった。
でも音楽聴いて音楽つくってマンガ読んでクイズやってソフトボールやって自分なりに満喫しておりましたなー。
マセた要素がひとつもない。生息域がクラスと物理班だったからどうしょうもない。昔を思い出しただけなのであった。


2021.4.2 (Fri.)

異動はエネルギーを使うなあと、あらためて実感しております。なんもせんでも疲れる。

今日はひたすら会議で、いろいろな角度からの話を聞いているうちに、なんとなく事態が見えてきつつもある感じ。
学校の特殊性と、それゆえのこちらへの期待など。わかってくると、やっぱりふつうの高校がよかったと思うけどね。
やはり当面は授業、メインでやることになる日本史が大問題である。しかもどうやらこれは今年限りの苦肉の策で、
わりと使い捨て気味の努力となりそうな予感がプンプン漂う。どうも来年以降はガラッと状況が変わりそうなのだ。
結局、「国際」を謳っていることで世界史の先生が多すぎなのである。日本史と地理へのしわ寄せが半端ない。

さて、昼休みの組合へのお誘いで、そこでようやく初任の任期が5年と知るのであった。長いなあ。飽きるわぁ。


2021.4.1 (Thu.)

中学と高校、東京と神奈川ということで文化の違いがあると覚悟はしていたが、ここまでとは思わなかった……。
いたいけな私を待ち受けていたのは、専門用語の嵐と超絶放任の個人主義。これはまるで異世界にいるようだ。
「校務」「生活指導」「進路指導」というこれまでの教員の三大要素がなくなってしまったのだ、これは異世界。
しかも新人・異動者向けのオリエンテーションが週明けの5日に開催予定でございますので。どないせえっちゅーねん。
その情報すら、入ってきたのが午後になってからだもんね。配られたプリントを途方に暮れつつ読み込んで過ごす。
あとはひたすら事務手続き。パソコンにログインもできず、社会科の詳細もわからず、それに取り組むしかない。
事務手続きは本当に面倒で、もし引っ越ししていたらもっと面倒くさいことになっていたかもしれないと思う。
落ち着くと、校内を徘徊して空間を把握する。届いた荷物を保管する場所がなく、廊下に置いても誰も気づかない。

規模が小さめとはいえ、さすがに高校ということで、単純に人が多い。エネルギッシュな30代男性が多い印象である。
県内有数の進学校から異動してきたという隣の先生が上田出身で、たいへんありがたい。おんぶにだっこでいきます。


diary 2021.3.

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