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2025.12.21 (Sun.)

M-1グランプリ鑑賞会について速報だけ。

  みやもり びゅく仙 マサル リョーシ ニシマッキー えんだう
ヤーレンズ   90 89 92 95 93
めぞん   84 92 90 91 91
カナメストーン   79 88 86 85 89
エバース 94 90 93 91 97 95
真空ジェシカ 91 87 87 88 92 90
ヨネダ2000 92 79 83 88 85 91
たくろう 91 85 88 85 92 88
ドンデコルテ 89 90 92 94 96 92
豪快キャプテン 87 84 88 91 88 90
ママタルト 85 80 85 89 87 88
★決勝 エバース ドンデコルテ ドンデコルテ ドンデコルテ ドンデコルテ ドンデコルテ

決勝はドンデコルテとエバースで本当に迷ったけど、エバースは来年も見てえという理由でドンデコルテに1票。
たくろうの優勝にはまったく納得いかない。ハライチと同系統で、つまらなくはないが優勝するほどではない。
最近のM-1は優勝候補レヴェルの実力者が参加辞退しているが、たくろうが優勝しちゃう現状を見るとなんだか納得。



2025.12.18 (Thu.)

『大怪獣ガメラ』。角川シネマ有楽町で「昭和ガメラ映画祭」をやっていたのだが、スケジュールがことごとく合わず、
なんとか観ることができたのが最終日のシリーズ第一作目だけ。まあ元祖の作品を映画館で観られるのはありがたいのだ。
恥ずかしながら僕は今回がガメラ初体験ということで、期待で大いに胸を膨らませつつ席に着くのであった。

東宝の偉大なる『ゴジラ』(→2014.7.11)の公開が1954年。以来、特撮の分野は円谷英二(→2023.12.24)の独擅場。
そこに『ゴジラ』から遅れること11年、永田ラッパ率いる大映が全力で怪獣映画をやろうと企画されたのがガメラである。
実際、『大怪獣ガメラ』の特撮からはかなりの気合いを感じる。このアングルはかっこいい!と思う場面が多々あり、
モノクロなのも迫力という面でプラス。一方で見えてはいけない線が見えてしまっている場面もあり、差が激しい印象。
特撮と同様に気になってしまうのは、今となっては昭和感満載な、背景となる空間の細部。当時のモダンがいとおしい。

気合いの特撮とは対照的に、ストーリーは雑そのもの。ツッコミどころが多くてガメラ並みにひっくり返ってしまいそう。
そもそもガメラが何をしたいのかぜんぜんわからず観ていて悩むが、まあ怪獣だからそんなもんかと開き直るしかない。
主演の船越英二がセリフを不自然に区切るのも、どうしても気になってしまう。上官に殴られるぞ(→2025.8.6)。
そして持ち味を発揮する左卜全がさすが。脳内で勝手に『老人と子供のポルカ』が流れだすのであった。

いいかげんすぎるストーリーからすると、この映画が大ヒットしたという事実が不思議でならない。
でも特撮で納得のいく映像をつくるためにものすごく努力しているのは伝わってくる。ヒットの理由はそこなのかなと思う。
フィクションを現実にする努力の価値は永遠なのだ。おそらく、試行錯誤している特撮の現場をドキュメンタリーにしたら、
それがいちばん面白い作品になるはずだ。ゴジラ先輩の背中を追いつつ奮闘するスタッフの映画。そっちをぜひ観たい。


2025.12.17 (Wed.)

『ダーク・スター』。ジョン=カーペンター監督の伝説のデビュー作とのこと。
後に『エイリアン』(→2020.5.5)の脚本を書くダン=オバノンと組んだ、予算6万ドルのSF映画。

最初、この映画が何をしたいのかわからず当惑。SFなのはいいとして、SFという枠で何をやりたいのか。
ホラーなのか、ヒューマンドラマなのか、風刺なのか。方向性がわからず観ていて困る時間がだいぶ続いたが、
明らかにビーチボールなエイリアンが出てきてようやく、やりたいのがコメディなのだとわかったのであった。
それなら最初からそうわかるようにやってくれないと、時間がもったいない。コメディなのにテンポが悪いのが難点だ。
「我思う故に我あり」とか「光あれ」とか、終盤には切れ味の鋭いギャグがどんどん出てくるのにもったいない。
序盤からもっと振り切ったバカバカしさを詰め込んでいれば、作品の評価は飛躍的に高まったと思うのだが。
やたらとマジメなコンピューターとか、変に自我を持った20号爆弾とか、匂いが漂ってくるほどに男くさい宇宙船とか、
独特な世界観は一見の価値ありか。その独特さをもうちょっと転がせばギャグがあふれ出したはず。もったいない。



2025.12.14 (Sun.)

没後45年ということでヒッチコックの特集上映をやっているので観てきたよ。第2弾は『めまい』(→2005.7.21)。

つまらん話は20年経ってもやっぱりつまらんのであった。ヒッチコックはおそらく、ミステリ/ホラーと見せかけて、
そこからの悲劇にもっていく意外性を狙っているのだろう。でもやっていることが極端だから客はついていけない。
ラストの雑さもひどい。先週の『裏窓』もそうだったが(→2025.12.5)、ヒッチコックはストーリーテリングがヘタクソ。
主人公をめぐる一人称視点と、客が強いられる三人称視点の区別がついていないのだ。正直、最低に近いレヴェルである。

オープニングのCGとカメラワークしか褒めるところがない。ヒッチコックは過大評価ではないか、と思いはじめている。


2025.12.13 (Sat.)

来年2月で閉店が決まっているマルイシティ横浜で『いのまたむつみ回顧展』を開催中なので歯医者のついでに見てきたよ。
アニメファンでもなければラノベファンでもないしゲームもやらないので正直これまでお世話になることはなかったが、
いい機会なので勉強させてもらおうと興味津々で会場に乗り込む。が、土日は日時指定のチケットを事前購入という罠。
その場でスマホで手続きしようとしてもネット接続が悪い悪い。どうにかすぐ次の時間帯で入場できたからよかったけど。
でも物販より先に作品を鑑賞する場合、会計用の袋を持って見てまわる仕組みは大いに疑問なのであった。おかしくね?

では感想。今回は特に手描きの作品を展示することにこだわったそうだが、やはり現物の説得力は凄まじいものがある。
フランス製・100%コットンのアルシュ紙に水彩で描いているのだが、同じ色の濃淡で塗り分けるセンスに圧倒される。
また油絵ベースなのか、あえて表面に凹凸つくるなどの工夫も印象的。アニメーターとしてキャリアをスタートしたからか、
あえて背景を空白にして、あるいは濃淡でボケを演出し、キャラクターに焦点を絞ってインパクトを与える作風が効いている。
展示は『プラレス3四郎』『幻夢戦記レダ』から始まり、昭和から平成に入っていくあの1980年代の懐かしい匂いでいっぱい。
特にレダの陽子はいかにも80年代の美少女キャラクターの王道。90年代には『サイバーフォーミュラ』のイラストが出てきて、
典型的なキャラ絵である以上にもともとの絵としての上手さが全開となってくる印象。少し斜めのアングルなどで窺える。
この90年代に確立された切れ味がすごくて、線画に色が入ったものはすごく締まって見える。やはりアニメーターだからか。
仕事しすぎな気もするが、時代の要請に的確に応えている作品群は見応えがある。手描きの愉悦を存分に味わうのであった。
特徴としてはやはり女の子の目がデカいのだが、決してそれだけではないのもわかる。作品によって使い分けているようで、
正統派のアニメ系美少女を求められる機会が多かったので、結果的にそういう絵が多くなっている、ということだろう。
真正面からだとデカい目が離れる傾向はあるが、日本のカワイイ文化の主流に連なった正統性をあらためて理解した。

  
L: 入口の看板を撮影したものをトリミング。こちらは『幻夢戦記レダ』。いやー80年代の美少女キャラクターの王道だわー。
C: 『Moon&Rose』。  R: 初公開だという『Papillon』。入場特典でこのイラストのクリアファイルをもらったよ。

さて、『ドラゴンクエスト』関連では、鳥山明のキャラクターデザインをいのまたむつみが再解釈しているのがまた面白い。
特にマーニャとミネアの美人さんな仕上がりにはさすがと唸ってしまった。しかしキャラクターデザインの仕事が多いためか、
オリジナルキャラのグッズが弱いのが切ないところ。森本美由紀(→2023.6.4)やマツオヒロミ(→2024.4.29)みたいに、
つくれば絶対に需要はあるはずなのだが。平成という時代を切り開いた、正統派アニメ系美少女の王道中の王道なのだから。


2025.12.12 (Fri.)

サントリー美術館『NEGORO 根来 ─ 赤と黒のうるし』。大阪市立美術館からの巡回展である。

公式サイトによると「根來寺で生産された朱漆塗漆器を『根来塗』、根來寺内で生産された漆器の様式を継承した漆器、
または黒漆に朱漆を重ね塗りする技法そのものを『根来』と称しています」とのこと。これだと「根来塗」は過去形となる。
でも紀州漆器協同組合のサイトでは、根来寺(→2023.2.18)の僧侶がつくった什器を起源とする塗物が「根来塗」とのこと。
黒漆で下塗りしてから表面に朱塗りを施したが、未熟練の僧侶がつくったため、使っていると朱塗りが摩滅して黒漆が露出。
でもそれがかえって趣深いということで人気になった。やがて1585(天正13)年、豊臣秀吉が根来寺に攻め込むと、
逃げた僧侶が全国に散って漆器の技術を伝えた。そうして朱塗りの漆器に対する「根来」という呼び方が定着したそうだ。

残念なことに、以上の経緯がすっきりわかる内容ではなかった。わりとただ漆器を並べるだけの内容に終始していた。
展示されていたものは国指定重要文化財クラスのものがゴロゴロしており、見応えはある。仏具や寺の食事関連の什器が多く、
時期としては鎌倉末期から室町時代が多い。漆器が彫刻に頼れない工芸であるからか、シンプルで大胆な装飾性が面白い。
そうして先達の手法が固まったところで、江戸時代から安定して生産されてきたのか、今も残る美品が増えてきた模様。
そんなわけで、歴史的に朱塗りの漆器がどのように珍重されてきたかは窺える内容。でも肝心の根来の定義が曖昧なせいで、
各品がいわゆる「根来塗」の中で、どのように位置づけられるのかがわからない。まだまだ研究の余地があるってことか。


2025.12.11 (Thu.)

ガイナックスの破産整理が終わったというニュース。破産から1年半(→2024.6.7)、ついに完全消滅である。

さて今回話題になっているのは、旧経営陣に対する庵野氏からの直接的な批判。読んでいてたいへんつらい。
個人的には特に山賀氏が庵野氏からここまで厳しいコメントで絶縁宣言されてしまったのはショックである。
島本和彦『アオイホノオ』(→2024.1.30)でガイナックス側の話がさっぱり出なくなったのも、この件の影響だろうか。
「描けない」山賀氏がどのようにリヴェンジしたのかたいへん気になっていたのだが、詳細を知ることができないうえに、
庵野氏に対してやらかした不義理の方ばっかりが注目されてしまって本当に残念。もう作品を素直に楽しめない……。
なんせ山賀氏はあの『トップをねらえ!』(→2012.12.7)の脚本担当だし(後半は庵野氏のやりたい放題だったらしいが)、
『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』でも脚本を書いている。「ポケ戦」はプラモもさんざんつくったし、
わざわざCDを借りてテーマ曲の『いつか空に届いて』をiPodに入れているくらいに好きな作品なのだ。がっくりだよ。

機会があればあらためて『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(→2010.7.11)を見て、ガイナックスに思いを馳せたいものだ。



2025.12.9 (Tue.)

昨日の夜に青森県東方沖で地震が発生、最大震度が6強で津波もあったということで、深夜のTVは大騒ぎなのであった。
仕事があるからいつまでもニュースを見て起きているわけにもいかないので、日付が変わってから切り上げて寝たけど、
そんな自分の姿勢に「豊かで安全な都会から衰退する地方の災害を眺めている構図」を感じて少々自己嫌悪になる。
そしてまたもうひとつ、「こういった地震をいつまで他人ごとという感触で見ていられるのかな」という思いもある。
自らすすんで苦行に走ることで被災者と同じように苦しみを共有して理解した気分になろうとは思わないけど、
なんかこう、もうちょっと、痛みに対して敏感でありたいとは思う。自分で気づかないうちに傲慢になっていないか、と思う。


2025.12.8 (Mon.)

前にログで紹介した(→2025.11.8)、マサル考案のQRコードTシャツ(⇒こちら)が届いたよ。

 ちゃんとUnited AthleのTシャツで感心。

よく考えたらこれ、自分でデザインしたTシャツを自分で買えるってことか。一点物としては、悪くない値段だ。
それなら三味線抱えるマサル(→2007.5.4)のTシャツつくりたいんだけど。姉歯祭りの公式Tシャツにしようぜ。



2025.12.5 (Fri.)

没後45年ということでヒッチコックの特集上映をやっているので観てきたよ。第1弾は『裏窓』(→2005.7.8)。

20年前(!)のログではかなり好意的に書いているけど、あらためて映画館で観てみると、そこまで傑作ではないなと。
暗転がやたらと多いし、犯人側の行動と主人公側の行動が噛み合わないので、ストーリーテリングに正直だいぶ難がある。
設定は変則的な安楽椅子探偵だが、そのわりには謎解きが雑なのだ。舞台空間の限定は面白いけど、効果としてイマイチ。
基本的にはグレース=ケリーを堪能する映画である。改心した悪役令嬢みたいなグレース=ケリーに翻弄されたいのだ。

ご近所の皆さんのキャラクターがいいので、むしろそっちを強調する方が物語が魅力的になったのではないか。
われわれがスクリーン越しに映画を観ているのと同様、ジェームズ=ステュアートはレンズ越しにご近所を眺めている。
つまり主体と客体が隔絶しているわけだ。主体に影響を与える存在は、グレース=ケリーとステラおばさんだけ。
この構造をぶち破って客体が主体側に入り込んでこない限り、生きたドラマにはならないのではないか。そう思えた。
クライマックスでは犯人が部屋に入ってくるが、そこでのやりとりももっさりしており迫力不足。まだまだ練る余地がある。

結局、物語の締め方が巧いので評価がやたらと高くなっている気がする。まずジェームズ=ステュアートのギブスを映し、
彼が寝たのを確かめたグレース=ケリーが雪山の本からファッション雑誌に持ち替える、このコンボが絶妙ってだけでは。


2025.12.4 (Thu.)

本屋に行ったらW.ギブスンの『カウント・ゼロ』と『モナリザ・オーヴァドライヴ』の文庫が復刊していてびっくり。
ここに来てスプロール三部作(→2005.1.82005.1.142005.1.26)が新版となって出て、盛り上がっているみたいで。
さらに来年には『クローム襲撃』(→2005.4.14)も続くそうで。そうなるとあらためて読み直したいなあと思えてくる。
あの世界観をあの文体をあの量を読むんだったら、一気にいかないといけない。毎朝ちまちまではスピード感がないのだ。
没入(ジャック・イン)しないとつまんないのである。来年どこかで用(や)ってやろうじゃないの。楽しみが増えたぜ。



2025.12.2 (Tue.)

えらく評判がいいようなので、『落下の王国』4Kデジタルリマスター版を観てみた。2008年公開のファンタジー映画。

景色に話が負けている。肝心の話がつまらなけりゃ、どんなにきれいな場所で撮ってもダメなのだ。
結局のところロケありきで、目的と手段を履き違えているのである。映像として美しくても、本質をはずれた作品は醜い。


2025.12.1 (Mon.)

いつも書いているようにミステリは嫌いなのだが(→2005.8.242006.3.312006.5.192008.12.52012.7.102025.7.4)、
綾辻行人『十角館の殺人』がたいへんな傑作という評判を聞いていたので、素直な心で読んでみたのであった。
なんでも世間では、すべてがひっくり返る「あの1行」が衝撃的とのこと。どこで出てくるのかワクワクしつつ読む。

結論から言うとですね、きちんと面白かったです。まあ面白かったというか、よくつくったなあと感心する気持ちか。
ほとんど嫌悪感を抱かなかったのは、内容が犯罪と謎解きというミステリの目的にきちんと収まっているからだと思う。
よけいな社会的な事象を抱え込まず、純粋なミステリの娯楽として割り切っている分、現実を歪める要素が少ないのがいい。
ただ、僕にあまりにもミステリのセンスが欠けているせいで、ミステリ大好きっ子の皆様が受けたほどの衝撃は得られず。
そりゃあ無理もないのだ。アガサとポウとエラリイの名前は知っているけど作品は読んだことない、そんな程度なんだから。
ヴァン=ダインについても20個の規則を設定した人、という認識でしかない。それ以外は、そういう作家がいるんだなーと。
「江南(かわみなみ)」さんが「コナン」になるのはわかるが、「守須(もりす)」で「モーリス=ルブラン」が出てこない。
今回、感想をネットでチェックする中で、『名探偵コナン』の毛利蘭がモーリス=ルブランだと初めて知ったくらいでして。
そんな程度の人間には、この作品をきちんと楽しむ資格はないのである。世の中、知識のない奴が悪いのである。

というわけで、「あの1行」についても僕の反応は「……誤植?」という実にお粗末なものなのであった。
エピローグで出てくる壜についても完全に忘れていて、戻って戻ってプロローグまで戻ってやっと思いだす、そんな脳みそ。
自分は本当にミステリに興味がないのだ、ということを思い知らされた。おーすごいすごい、程度の感動で申し訳ない。
一点、ミステリ研究会のその他のモブメンバーに知られないように仲良し集団だけで出かけるのがいちばん大変じゃねえか、
そういう思いがないことはないけど、些事を突っつくのは野暮な気もするのである。まあ作者さんはお疲れ様でした。

さて先日の芸術鑑賞的なイヴェント後に学年の先生方で飲み会があり、そのお店にテーブルマジックをする方がいた。
目の前で披露されるマジックに「おおー」となったのだが、学生時代にテーブルマジックを見破る修行をした先生がいて、
タネがことごとくわかるとのこと。で、相手がタネをわかってしまった場合にはチップをもらわない慣習があるとのこと。
それを聞いて僕は、実はマジックに素直にだまされる方が幸せなんじゃないかと思った。「おおー」とチップをあげる方が、
テーブルマジックにかけてきた努力に正当な対価を支払う方が、実際にはみんな幸せなんじゃないのと思ったのである。

この作品について、ミステリ界の常識がないと100%楽しめない点をマニアのタコツボだと批判することは可能だろう。
でもそこは素直に「おーすごいすごい」でいいと思ったわけだ。ミステリ界の常識がなくても十分だまされて納得できるので。
われながら丸くなったもんですかね。まあもはやミステリとの相性を改善する気のない、半ば諦めの境地とも言えそうだが。


diary 2025.11.

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