diary

past log


2019.11.12 (Tue.)

ここ最近、夜10時までやっているカフェで日記を書く習慣ができているのでそれなりの更新頻度となっておりますが、
またもやテストづくりの季節ということで、今週から来週にかけて日記の更新がいいかげんになります。予告です。
自分としては、とにかく早く2017年6月分の日記を仕上げたいのだが。でも次の7月分も大物ぞろいなのよね……。


2019.11.11 (Mon.)

朝イチの整形外科で、右手人差し指に刺さる最後のピンを抜いてもらった。これで骨の方は一段落ってことだ。
何より、今まで右手人差し指に巻かれていた包帯とおさらばできるのがうれしい。よく誤解されるんだけど、
包帯はケガした箇所を保護するためというより、指から飛び出たピンが触るものみな傷つけることがないように、
という要素の方が大きいのだ。だからピンがなくなりゃ包帯が必要なくなるのだ。自由への大きな一歩だ。

しかしそれすなわち、これからはひたすらリハビリ生活となることを意味する。曲がらぬ指をじっくり曲げる、
もう想像するだけで関節がうずいてくる作業を地道に繰り返すことになるのだ。しかも指は完全には戻らないって話で。
現状、以前の1.5倍くらいに腫れている人差し指を、曲げたり伸ばしたり。歯を食いしばってbetterを追求する。

薬指が伸びない人はそれがイヤだから、治して伸ばせる人がいるなら遠路を物ともせず行くでしょ、と孟子は言った。
(『孟子』告子上:孟子曰、今有無名之指、屈而不信。非疾痛害事也。如有能信之者、則不遠秦楚之路。爲指之不若人也。)
僕の場合は利き手の人差し指だから、そりゃあとことんまで最良を追求したい。そしてそれは自分のリハビリしだいだ。
孟子は続ける。人より劣った薬指を恥じるくせに、もっと重要である心が人より劣っていることに気づかないのは、
物事の軽重がわかっていないってことだろう、と(指不若人、則知惡之。心不若人、則不知惡。此之謂不知類也。)。
それなら僕は、リハビリにベストを尽くしつつ、自分の心が指に劣っていないか、つねに気にかけるとしよう。
そして、指と心と、ともに最良の状態を目指してやろうじゃないか。指も心もしなやかに。地道にがんばるのである。



2019.11.7 (Thu.)

神保町カレーライフの第4弾、エチオピア。エチオピアなのにインド風カリーライス。でもかなりの人気店である。
もともとは喫茶店だったのが、あまりにもカレーが人気でカレー専門店になってしまったということで、それで納得。
エチオピアはコーヒーの原産地だもんね。それでも店名を変えないあたり、いい意味での強情さがうかがえる。

 チキンカリー大盛、1120円。

注文してから提供されるまで、けっこう時間がかかる。そんでもって熱い。かなりアッツアツである。
大盛だと中盤を過ぎて後半戦に入るまで、熱との戦いが繰り広げられたのであった。猫舌の人は要注意だろう。
肝心のお味はというと、カレーソースが植物を煮込んでいる感満載。植物繊維をしっかり感じる食感なのである。
われわれの慣れ親しんでいるカレーとは異なるその感触に、なるほどこれがインドらしさか、と納得させられる。
多種多様な植物が溶け込んでいるのがわかるが、それらはスパイスというよりは「薬膳」といった印象を与える。
そこに大粒で入っている鶏肉は個人的にはやや違和感があるが、これもまた店の個性。オリジナリティは圧倒的だ。
そして食べ終わったときには、他店のカレーとは比較にならないほど、体の芯まで温まっている感じが残るのだ。
単なるスパイスに留まらない、「薬膳」レヴェルでの「効くカレー」であると思う。これは根強い支持があるはずだ。



2019.11.5 (Tue.)

神保町カレーライフの第3弾は、キッチン南海である。実は暖簾分けであちこちに同名の店があるらしいが、
総本店は神保町なのだ。創業者が南海ホークスのファンだったのが店名の由来とのこと。なるほど、看板が緑だ。

 カツカレー、750円。大盛があるのに気づかなかった。

「南海」で「緑」ということだったが、出てきたカツカレーは黒い海である。皿の窪みギリギリまで満ちている。
ライスを覆っているカツも迫力満点。学生街・神田らしさを感じさせるサーヴィス精神が読み取れる外観だ。
しかしいざ食べてみると、非常に穏やかなカレーで驚いた。そう、「穏やか」という表現がしっくりくる味だ。
一見すると金沢カレー(→2017.10.252017.10.262017.10.27)っぽいのだが、実際はまったく違う物である。
スパイスの風味もソースの風味もだいぶ裏方に引っ込んでおり、奇を衒わない洋食屋としての矜持を感じるのだ。
その最大の証拠が、カツカレーであること。洋食屋だからカレーにカツが入る、そういう論理によるのだろう。
だからこそ、このカレーソースはカツとライスの間でバランスをとるべく、一歩引いた奥ゆかしい味なのである。
カツとライスをカレーで結ぶという三角関係の難しさを考えたとき、広く納得のいく解答を示した一品だと思う。
さらにキャベツの甘みもあって、実に味わい豊か。これはカツカレー以外もきちんと食べないともったいない店だな。



2019.11.1 (Fri.)

手術によって私の右手人差し指には4本のピンが差し込まれていたわけですが、本日そのうち3本を抜くことができた。
診察が始まってわりとすぐ、ラジオペンチでエイヤッと引き抜いたのであります。意外と痛くなかったのが面白い。

 ウチのMacBookだとほぼ実物大。

「どうします?」と訊かれたので、そりゃもう「ええと……じゃあ、記念にもらいます」と答えるしかないじゃん。
看護師さんも「マツシマさーん、記念品でーす」とか言って渡してくるし。とりあえず面白がるしかないよね。


diary 2019.10.

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