diary 2019.5.

diary 2019.6.


2019.5.29 (Wed.)

パタゴ兄やん



2019.5.12 (Sun.)

正式に願書を出すつもりだったのに、書類を確認したら特別選考の条件を満たしていないことが発覚。
結局、当初の目論見は崩れて二択を迫られることになってしまった。いやあ、これは本当に困った。

午前中はそのまま、気分転換も兼ねてレンタサイクルで御守頂戴の補完作業。
住宅地に苦しみながらもどうにか目的は達成できた。それにしても、うーん……すっきりしない。

モヤモヤしながら湘南新宿ラインに揺られて平塚まで。今月のサッカー観戦は湘南×大分なのだ。
実はこれ、かなり楽しみにしていたカードである。というのも、大分はJ2から昇格したばかりであるにもかかわらず、
なんと現在3位につけているから。片野坂監督は今、Jリーグで最も注目を集めている監督と言っていいだろう。
昨季のJ2で大分は変幻自在の攻撃サッカーを展開していたそうで、それをJ1向けにアレンジしながら上位をキープ。
いったいどんなサッカーが見られるのか、楽しみでたまらない。大いに興奮しながらキックオフを待つのであった。

  
L: 夜道を歩いていても絶対に安全そうな恰好の片野坂監督。守備のピンチ時には別のコーチが出てきて指示を出すのも独特。
C: GK高木(右端)が最終ラインのDFに混じってボールをつなぐ。低い位置で人数をかけてビルドアップして相手をおびき出す?
R: 湘南の攻撃に対し、大分は囲んできっちりパスコースを消す。このような守備での丁寧さがかなり目立っていた。

試合が始まると、大分OBでもある梅崎を中心にして湘南がガンガン攻め込む展開に。しかし大分はよく粘る。
人数をしっかりかけて、前を向かせない守備を徹底する。そしてパスもシュートもコースを切るのが非常に上手い。
そうして引っかかったところで大分がボールを持つと、あえて低い位置からつないで対抗し、サイドへ入り込む。
湘南はハイプレスでショートカウンターを狙いたいが、大分はGK高木を含めたディフェンスラインがよくいなし、
プレスをかけようと前に出た湘南の背後にできるスペースへとボールを出していく。湘南が押しているように見えるが、
実際のところは互角だろう。むしろ湘南の攻撃を防ぎきっている分だけ、大分のペースなのかもしれないと思う。

  
L: 大分は前線の選手も簡単にボールを入れさせない守備をする。人数をかけて、前を向かせない守備を徹底していた。
C: GK高木が落ち着いてボールを処理するのが印象的。ディフェンスラインの下、「フルバック」といった感じのプレーぶり。
R: ディフェンスがGKも含めてボールをつないでじっくり上がる。湘南がプレスで食いついた後ろのスペースを狙っている。

大分はショートパスを回して食らいつかせようとする攻撃で、ボールを持った「強者のカウンター」をやっている感じ。
いつでも電撃的に攻められるブラジルなどが相手にボールを持たせるのが「強者のカウンター」(→2014.7.52015.5.3)。
でも大分はボールを持ってそれをやっている印象。冷静に考えるとそれっていわゆる「ポゼッション」なのだが、
湘南はプレスの勢いがあるので、ボールの保持と能動/受動の関係性が逆転して「強者のカウンター」に見えるのだ。
大分はハイプレスに対して低い位置でGKを含めたビルドアップを志向するので、ボールを持ってもカウンターに見える。

しかし大分の本当の狙いは別のところにあった。湘南DFの裏にある広大なスペースにロングパスを出してのFW藤本、だ。
後半に入って大分が攻撃を修正したとする記事も後で見たが、僕には90分を通した大分の戦略だったように思える。
地道な地上戦(ショートパス)で湘南の守備を油断させてからの空爆(藤本へのロングパス)、これが大分の狙いだ。
その一閃の切れ味たるや、凄まじいものがあった。52分、ボールを受けた藤本は湘南DFを2人かわしてシュート。
藤本はJFLでプレーした経験を持ち、J3鹿児島時代を含めて「異なるカテゴリ(J3・J2・J1)で3年連続開幕戦ゴール」、
「4カテゴリ(JFL・J3・J2・J1)で開幕戦ゴール」というとんでもない偉業を今年達成して注目を浴びた選手である。
その実力をこの目ではっきりと見ることができた。また、藤本のために隙をつくるFWオナイウの運動量も賞賛すべきだ。
能力の高い選手たちが自己の判断を積み重ねてプレーしているのではなく、チーム全体がプランを共有して戦っている。
もし湘南が引いたら引いたで、おそらく大分にはBプランがあったはずだ。そういう凄みを感じさせる戦いぶりなのだ。

 
L: 一瞬の切れ味で決勝点を決めた藤本(左から2人目)。大分の本当の狙いは、彼へのロングパスだったのだ。
R: 惜しいシュートを放つオナイウ。身体能力が高いうえに献身的に広範囲を走る。藤本との2トップは魅力たっぷり。

大分のプレーを見ていると、ひとつひとつのプレーに意図を感じる。サイドへ侵入するためのショートパスはその典型。
いちばん印象的だったのは、パントやロブによる時間の使い方だ。滞空時間の長いボールをうまく活用することで、
自分たちのポジションを修正する時間をつくっている。この戦い方を徹底していると感じさせるチームは初めて見た。
まあここまで書いてきた内容は「片野坂監督が最高レヴェルの戦術家だった場合」を想定してのベタ褒めではあるが、
大分の意思統一のとれた迷いのないプレーぶりを見ていると、けっこう当たっているんじゃないかって気がする。
湘南だって決して悪くないプレーをしているのだが、終わってみれば「大分の手のひらの中」って感触しかしない。
僕は勝手に、選手のレヴェルが少し落ちるJ2は戦術家たちがしのぎを削る「監督次第のリーグ」であるのに対し、
J1は選手の能力が高い分だけ監督の差が出にくい「選手次第のリーグ」、そう思っていた。しかしその印象は変わった。
用兵術でJ1に旋風を巻き起こしている片野坂監督率いる大分トリニータ、どこまで行くかじっくり見させてもらおう。


2019.5.11 (Sat.)

午前中の部活が終わると、いよいよ個人としてやるべき作業に集中する。「次」に向けての書類を書くのだ。
まず箇条書きの形で骨組みを用意して、それをブレインストーミング式に肉付けする。それから字数に合わせて削る。
油断しないように気をつけつつも、なんだかんだで慣れたもんだなあと自分で思いながら作業をしていく。
この原点をきちんと振り返る作業をやっておくこと、譲れない核の部分の言語化を経験することが大事なのである。
それは非常に疲れることなので踏み出すには決意が必要だが、いざ始めてしまえば自動的に集中できるのが面白い。
誰かに習ったわけではないが、この手順を任意の枠内で自在にやりきれる力は誇れるかもしれないな、と思う。


2019.5.10 (Fri.)

毎シーズン恒例のPTA歓送迎会なのであった。本当に忙しい状況だが、出なくちゃいけないので出席。
とはいえ生徒たちは3年生になって以来、やる気が高まっている非常にいい状態がずっと続いているので、
保護者のみなさまに向けて存分に褒めることができる点はありがたい。思ったよりも話が弾んでよかったよかった。


2019.5.9 (Thu.)

このクソ忙しい状況なのに、午後に研究会で出かけることに。僕はその仕事を一手に引き受けているので早めにお出かけ。
逆を言うと、今日の午後は合法的に忙しい状況から解放されざるをえないということでもある。思わずニヤけつつ出発。
予定どおりに会場の学校に着くと、ボケーッとみなさんの到着を待つ。その間、他校の先生方とご挨拶なんかしたり。
会が始まったら始まったでいつもの流れ。話を聞いて、移動して話を聞いて、また移動して話を聞いて、仕事は終了。
話の早い区は助かるなあと思いつつ街へと繰り出すのであった。全力でリラックスしてやったぜ。


2019.5.8 (Wed.)

体育祭の準備と修学旅行の準備が同時並行する状況はマジでヤバいですぜ。
ただでさえ授業のコマ数が増えて自由に作業のできる空き時間がないというのに、仕事が際限なく襲ってくる。
今までだったら簡単に優先順位をつけてこなしていけたのに、どれも優先順位が高くて差がつけられない。
そうなったら気分の問題だが、空き時間がなさすぎて気分が乗らない。集中力を自在に操るのって本当に疲れるのよ。
そんなわけで、何がなんだかよくわからないうちに時間と仕事が進んでいく感じ。コントロールできている感覚がない。


2019.5.7 (Tue.)

GW明けでボケている間もなく体育祭練習がスタート。有無を言わさず切り替えさせられる感じだ。
3年生はムカデ競走が恒例となっているので練習の様子を見ていたのだが、前任校と比べるとたいへんイマイチ。
まああっちは全校を巻き込んでいるせいで異様に殺気立っているムカデで、それだけ速くて当たり前だったが、
それにしてもこちらは要領の悪さがとっても気になる。生徒たちにリズム感がまるでないのである。
実際に走るよりもまず、お互いにリズムを揃える練習が必要なんじゃないかって段階。競技として成立するんかな?


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