diary 2019.11.

diary 2019.12.


2019.11.29 (Fri.)

小説家の鈴木光司が生徒相手に講演しに来てくれたよ。校長の個人的なお友達だそうで(パパ友とのこと)。
体育館に入ってきたのを見て、知っている写真よりは老けているなあと思う。体格のいいイメージが勝手にあったので。
でもよく考えると、あの貞子ブームから四半世紀経っているのである。天下とった人の講演なのでワクワクしつつ聴く。

いざしゃべり出すと、さすがにパワフル。上記のような失礼な印象をしっかり覆す話し振りなのであった。
内容もさすがで、自分の親友を登場させることで、個人的な話を自分だけのものにしない。恥ずかしい面も堂々と出す。
校長に頼まれてあちこちで講演をしているのだろうが、それだけに整理されているので飽きることはまったくなかった。
話の落とし所としては、校長の依頼もあって「勉強の大切さ」なのだが、やはり行動を起こして挑戦する大切さを強調。
小説家としては知識を貪欲に吸収して想像力の世界を構築することの醍醐味を力説。非常にいい内容でありました。
なんだかんだで読書好きな生徒は多いので、良質な刺激を与えてもらったのではないかと思う。僕もがんばらんとなあ。

ホラーは怖いという理由で『リング』も『らせん』も『ループ』も読んでいない。しかし世界観の構築ということで、
どこまでやりきっているのかは確かめなくちゃいけないだろう。なんとか時間を捻出して、ぜひ読んでみたいと思った。


2019.11.28 (Thu.)

寒いし雨が続くしで体調がおかしい毎日である。とにかくやたらと体が重く、頭もぜんぜん回らない。神経痛も出た。
半ばぐったりしながら気合いで授業を一コマ一コマ片付けていく感じである。放課後の仕事も実につらくてたまらん。
正直、かなり限界に近い。低気圧でここまで調子が悪くなるものなのかと思うが、実際キツい。こりゃまいった。


2019.11.27 (Wed.)

本日午後は高校入試の面接に向けて集団討論の練習。用意された2つのテーマについてローテしながら6人で話し合い。
教員は各部屋で討論のデキ具合について総括する係である。しかしご存知のとおり、僕は面接が大の苦手なのだ。
そこでもう開き直って、来年の採用試験に向けてのヒントをもらう機会と捉え、むしろ勉強させてもらう立場で考える。

結論は、「集団討論はやっぱり目立ってナンボである」ということ。もちろん発言内容もそれなりに重要ではあるが、
どれだけ議論に参加している印象を与えられるかがやっぱりいちばん大切なのだ。沈思黙考は何のプラスにもならん。
いちおう教員として、生徒たちには「議論のポイント」と「議論する姿勢」についてダメ出しはしたのだが、
それが的確かどうかはわからない。ただ、自分としては、目立たないことにはどうにもならないことは理解できた。

しかし自分としては、どうしても面接というものに対する疑念が消えない。むしろ大きくなるばかりだ。
結局、面接の成績の良し悪しは、面接向けの訓練がきちんとできているかどうか、というだけではないのかと。
所詮、面接なんてのは、本来は多様な人間の能力を表面的かつ均一的に見るだけだ、という思いを深くしたのだが。
「人物重視で面接の配点を高くする」とか、気が狂っている。実際に働いてからでないと人物なんて見えんぜ、絶対。


2019.11.26 (Tue.)

神保町カレーライフの第8弾は、インドカレー カーマ。この店もまた、選択肢が2つあって困るのである。
南インドのチキンカレーは辛めで、北インドのキーマカレーはマイルドでそこまで辛くないらしい。
お店のメニュー表にはチキンカレーに「イチオシ」の文字があったので、今回はそちらで攻めてみた。

 チキンカレー大盛、1050円。

一口食べると確かに辛いが、背景の方ではココナッツミルクによるまろやかさをはっきりと感じる。
また、ゴロッと並ぶジャガイモをはじめとする野菜や果物などで、甘みを感じて一休みできる工夫もある。
ただ単純に辛いだけではなくて、辛さを楽しませるカレーという印象である。だから平然と食べ進められる。
カレーソースはたっぷりで、ライスを浸してもまだ余裕があり、スープカレーのようにしっかり味わえる。
こちらのカレーもやはりスパイスが豊富で、全身がしっかりあたたまる。ただのインドカレーではなく、
日本人向けに絶妙にアレンジされたインドカレーという気がする。エスニックだけど違和感がないカレー。

夜は早めに店じまいっぽいので、キーマカレーに挑戦するのはちょっと手間がかかりそう。ぜひ食いたいが。


2019.11.25 (Mon.)

神保町カレーライフの第7弾は、鴻(オオドリー)。スープカレーのお店である。エチオピア(→2019.11.7)の隣。

チキンベースの赤スープと豚骨ベースの黒スープがあるということで、大いに迷う。どっちが標準的なのか?
「赤と黒」といえばスタンダールでジュリアン=ソレルだが、僕の場合はカレー。まあそんなもんである。
選択肢を与えるのは一見いいことだが、それは責任の放棄でもあると私は思う。御守もいつも色で迷うし、
中華街なんかどこに入ればいいのかわからないし。とりあえず今回は赤にして、いずれ黒も食べてみるとしよう。

 赤スープ、チキンカレー(骨なし炙りチキン)でライス大、1100円。

カレー自体のピリピリ感は強め。スープカレーということでか、いかにもカレーらしい風味というよりは、
軽めの辛いスープといった印象だ。でもこれがライスに合うので、手がどんどん動いてスイスイ食べてしまう。
とはいえさすがにきちんとカレーで、しっかりスパイスが入っており、食べているうちに体が熱くなってくる。
今回食べたのはチキンカレーで、具では野菜を最小限にしてその分チキンを増やすというバランスが特徴的。
でもそれはカレースープの存在感があってこそ。カレースープとライスを堪能しながらチキンを味わう、
純粋にそれができるのは、カレーライスとしての正しさがあるからだ。具で逃げることのないスープカレーだ。
ライス食べ放題や良心的な価格設定も実に良心的。もうひとつのオススメ、黒のハンバーグカレーも早く食べたい。


2019.11.24 (Sun.)

朝起きて洗濯しようと思ってベランダに出たら、隣の家が消えていた!

 
L: 見慣れていた屋根がないどころか、隣家全体が消えていた。  R: オイオイオイ、通りからこっちが丸見えじゃねーか。

これから何ができるのかわからんが、私のプライヴァシーはどうなるのでしょうか。ちと不安である。



2019.11.22 (Fri.)

神保町カレーライフの第6弾は、欧風カレーのガヴィアル。こないだcirco氏と行ったコレド室町にも店があるそうだ。
欧風カレーで神保町というとまずボンディなんだろうが(→2019.10.21)、ガヴィアルはボンディから独立した店だとか。

 ビーフカレー中辛の大盛、1700円。

口に運ぶと最初はとにかく甘い。ライス上にかかっているチーズも、その効果を増幅しているのかもしれない。
遅れて辛さがやってくるのだが、この甘さと辛さがはっきり分離している点が、ガヴィアル最大の特徴と言えるだろう。
カレーソースに粘度はある方で、ライスにしっかり乗る感じ。だからカレーソースじたいの甘みがダイレクトに来る。
この味の時間的な差異が気に入るかどうかで好みが分かれそう。カレーとは、辛さの時差も楽しむ要素なのかと驚いた。
ビーフカレーということで、肉の存在感も非常に強い。大きくて噛みごたえがあるけど柔らかい肉は高級感たっぷり。

ふと思ったのだが、「欧風カレー」とはシチューの方法論によるものなのかと。結論を出すにはまだ食い足りないが、
西洋料理におけるシチューの方法論をもとにつくられていることが「欧風カレー」の条件であるような気がする。


2019.11.21 (Thu.)

今日はリハビリ科の診察を受けた。根性の自力リハビリは気合い全開でずっと続けているのだが、
きちんとした理論に基づいた指導を受けることは絶対に必要なので、大いに期待しながら説明を受ける。

まず徹底していたのがマッサージ。いつも右手の人差し指全体がパンパンにむくんでいる状態だったが、
丁寧に時間をかけたマッサージをしてもらったおかげでだいぶ感じが変わった。これは自分でもちゃんとやりたい。
そして、そのうえでストレッチ。曲げて伸ばしてという動きは、僕がやっていた根性の自力リハビリそのものだ。
つまり、僕が必死になっていたのはリハビリ運動のうちの一部、このストレッチ行為にすぎなかったのだ。
しかもそれは可動範囲をじっくりと広げるという目的でしかないようだ。こればっかりじゃダメなのである。
ストレッチを終えると、指の関節ごとに焦点を当ててひとつひとつ動かしていく訓練に取り組む。
ちゃんとしたプロのリハビリは、それぞれの関節とそこに関わる筋力の回復に意識を置いているようで、
やっぱり違うもんだなあと。目から鱗である。自分も関節と筋肉の関係をきちんと考えながらがんばりたい。


2019.11.20 (Wed.)

3年生、関係代名詞と分詞がテーマとなった今回の英語のテストはやっぱり難しかったようで。
とはいえ、簡単なテストをつくって自信過剰にさせることは絶対にしないのだ。そんなの、後で何の得にもならない。
むしろ難しいテストだからこそ、しっかり勉強した生徒だけが点数を伸ばせるように、自信を持てるようにしている。
そして何よりこちとら、あらためて解き直すことで確実に賢くなるテストをつくっていますので。それこそが狙い。
短期的視野に陥らない、深謀遠慮が満載のテストにしてありますので。さあ、しっかり復習してくれよ!


2019.11.19 (Tue.)

神保町カレーライフの第5弾は、ライスカレーまんてんである。学生を中心に絶大な人気を誇る店とのこと。
店の前にはガラスのショーケースにサンプルが陳列されているが、実に昭和。店内の飾り気のなさも昭和。
しかしそれ以上に、昔ながらの質実剛健な学生向けの店といった雰囲気である。壁には横浜FCのポスターと、
明治大学のタオルマフラーが掲げられていた。注文するとスプーンがお冷に入って出てくるのにシビレる。

 
L: カツカレー大盛、650円。デミタスカップのコーヒーとスプーン入りのお冷がまず出てくるのにシビレる。
R: カツカレーをクローズアップ。カレーソースの上にカツ、さらにカレーソースというサーヴィス精神。

なんといっても特徴的なのは、カレーソースに含まれている粒々だ。正体は挽肉なので安心されたし。
非常に粘度の高いカレーソースは古典的だが、安心できる味である。実に正しい昔ながらのカレー。
欧風カレーの高級感もいいが、これもまたいい。カレーとは本当に自由な食べ物だなあと思いつついただく。
まんてんのカツカレーは、カレー! カツ! ライス!という全力のトリプルプレーぶりが気持ちいい。
最後はデミタスカップのコーヒーでさっぱり。肩肘張らずに好きな物を食う。とても素敵なことだと思う。

キッチン南海もそうだったけど、老舗っぽい店は常連でないと入れなさそうな怖い先入観を持ってしまうが、
実際は逆で、お店の方はすごく愛想がいい。そこに神田の良さ、神保町の良さをまた感じるのである。


2019.11.18 (Mon.)

すべてのピンを抜いてからは初めてとなる整形外科の診察。通勤中も旅行中も根性の自力リハビリをしていたおかげか、
「もうこんなに曲がるの?」と先生からけっこう驚かれた。あらためて、かなり厳しい折れ方だったと説明を受ける。
それでいて想定よりも順調な回復をしているのであれば、まず手術が良かったということなので、先生には感謝である。
そのうえで、先生の想定の上をいく回復をしたいのである。先生が「以前の80%」と言うなら、僕は90%を目指すのだ。
本当に面倒くさいケガを抱えてしまったが、ポジティヴな自信の根拠へとなんとかつなげられるようにがんばりたい。



2019.11.15 (Fri.)

ついにスマホを交換。といっても現在使っている機種のままで、機械を新しくしたのである。もう、非常に快適。
今までの苦労はなんだったんだろうか。もっと早くこうしておけばよかったのに。何ごとも無理しちゃいけないね。


2019.11.14 (Thu.)

NODA・MAP『Q』。久々の観劇である。ちなみに姉歯メンバーも誘ったのだが、値段が高いせいかみんなスルー。
やはり映画と生の演劇の価格差は、興味の薄い人からすれば大きいものなのだ。身軽な独身は気ままに観るもんねー。

感想。内容については特にどうということはない。ロミジュリで源平合戦という設定で出オチ感はあるなあ。

僕としては、演劇の内容そのものよりも、この演劇を上演するにあたっての政治経済の方がむしろ気になる。
音楽面での条件が昨年話題になったクイーンということで(→2019.1.31)、たぶんよけいなお金がかかっている。
だからこそチケット代をしっかりとって、上演期間もしっかりとって、がっちり稼いだってところかなと。
広瀬すず、志尊淳、松たか子、上川隆也、竹中直人といった面々も、金を稼げるキャストなのかなと。
この演劇にまつわる「投資」が人的にも資金的にもどの程度なのかわからないが、そういう匂いを強く感じた。

ただ、そのようなとんでもないプレッシャーのかかっている状況下でも、一定のレヴェルを提供できるのはさすがだ。
野田秀樹は今までに培った経験を駆使して、観客の感情に訴えかける要素をきちんとそろえ、ツボを押さえている。
彼が得意とする時間の飛ぶ演出、言葉遊びによる発想の転がし方、ラストへ向けて確実に感動させてくる技術。
ヴェテラン俳優陣も盤石だ。信頼のおける常連の松たか子、テレビを通して人気があって舞台出身の上川隆也、
インパクト特大の竹中直人。若い客を呼ぶ広瀬すずと志尊淳も、NODA・MAPということで箔が付いてWin-Win。
ロミジュリというモチーフといい、冷静になってみると、大コケしないための布石がかなりしっかり打たれている。
言葉は悪いが、そんなに深いことを考えない客ならある程度の満足ができる仕掛けが、きちんと仕上がっている。

しかしすでに述べたように、ロミジュリの人間関係を源平合戦の設定でやる、という時点で出オチなのだ。
原作は当然、悲劇であり、これを引き伸ばした先にあるのはやはり悲劇か、それとも喜劇に転じるか。2択なのである。
どうやっても話はその条件から広がらないのだ。この二元論的な2択は、野田の本領とするところではないだろう。
最初から制約が強すぎた。それでも野田は得意の言葉遊びで対抗するが、残念ながら二元論の表層を行き来するだけ。
言葉遊びは「うまいことを言う」レヴェルに留まり、次の展開へと転がすダイナミックなものにはなかなかならない。
悲劇か、喜劇か、という制約から抜け出せないのだ。少なくとも観客の側は、悲劇と喜劇の間の感情に囚われている。
物語を展開する要素は2つある。感情と論理だ。観客は感情によって先を期待し、劇作家は論理によって話を進める。
これを一致させるのが劇団の力ということになる。そして野田秀樹は言葉の連想を論理の柱としている劇作家だ。
この論理に納得感がある(言葉遊びが連鎖してきちんとテーマを具現化させている)ときの野田は抜群にいいし、
そこが薄い場合はイマイチで、今回はイマイチ。二元論にハマった観客の感情を論理でコントロールできなかった。
個人的には、シベリア抑留を組み合わせる意図がわからない。源平にシベリアをつなぐ論理の柱が見えなかったのだ。
ロミジュリと源平合戦というモチーフからの逸脱が大きく、ただ観客の感情を昂らせたいがための方策にしか思えない。
そんなに深いことを考えない客ならその場の感情で自動的に興奮してくれるかもしれないが、僕にはまるでサッパリ。
もっとも、原作への理解があれば見え方が違ってくるのかもしれない。それなら僕の不勉強ということでかたがつく。

野田秀樹は『贋作・罪と罰』(→2005.12.8)の衝撃があまりにも大きくて、それ以上をどうしても期待してしまう。
こちらが贅沢になっているのは確かなんだけどね。まあ今回は演劇と商業の関係性を高い授業料で学んだ感じかな。


2019.11.13 (Wed.)

「自らの欲望のために国を食い物にする」が安倍政権の本質よ。それを許すのが今の自民党よ。有権者は現実を直視せよ。


2019.11.12 (Tue.)

ここ最近、夜10時までやっているカフェで日記を書く習慣ができているのでそれなりの更新頻度となっておりますが、
またもやテストづくりの季節ということで、今週から来週にかけて日記の更新がいいかげんになります。予告です。
自分としては、とにかく早く2017年6月分の日記を仕上げたいのだが。でも次の7月分も大物ぞろいなのよね……。


2019.11.11 (Mon.)

朝イチの整形外科で、右手人差し指に刺さる最後のピンを抜いてもらった。これで骨の方は一段落ってことだ。
何より、今まで右手人差し指に巻かれていた包帯とおさらばできるのがうれしい。よく誤解されるんだけど、
包帯はケガした箇所を保護するためというより、指から飛び出たピンが触るものみな傷つけることがないように、
という要素の方が大きいのだ。だからピンがなくなりゃ包帯が必要なくなるのだ。自由への大きな一歩だ。

しかしそれすなわち、これからはひたすらリハビリ生活となることを意味する。曲がらぬ指をじっくり曲げる、
もう想像するだけで関節がうずいてくる作業を地道に繰り返すことになるのだ。しかも指は完全には戻らないって話で。
現状、以前の1.5倍くらいに腫れている人差し指を、曲げたり伸ばしたり。歯を食いしばってbetterを追求する。

薬指が伸びない人はそれがイヤだから、治して伸ばせる人がいるなら遠路を物ともせず行くでしょ、と孟子は言った。
(『孟子』告子上:孟子曰、今有無名之指、屈而不信。非疾痛害事也。如有能信之者、則不遠秦楚之路。爲指之不若人也。)
僕の場合は利き手の人差し指だから、そりゃあとことんまで最良を追求したい。そしてそれは自分のリハビリしだいだ。
孟子は続ける。人より劣った薬指を恥じるくせに、もっと重要である心が人より劣っていることに気づかないのは、
物事の軽重がわかっていないってことだろう、と(指不若人、則知惡之。心不若人、則不知惡。此之謂不知類也。)。
それなら僕は、リハビリにベストを尽くしつつ、自分の心が指に劣っていないか、つねに気にかけるとしよう。
そして、指と心と、ともに最良の状態を目指してやろうじゃないか。指も心もしなやかに。地道にがんばるのである。



2019.11.9 (Sat.)

というわけで、午前中は60周年記念行事なのであった。僕は体育館のギャラリーからヴィデオとデジカメで記録する係。
これはもちろん、人前で居眠りさせないというありがたい配慮によるものである。いや、本当にありがたいことです。

午後はホテルで開催される記念式典に出席。もちろん勤務ではないし、こっちが金を払わないといけないという、
正直なかなかつらい会なのだが、そこは義理と人情なのでしょうがない。せめてメシだけはしっかりいただこうと。
しかし余興ということで登壇してくれた皆様はプロのミュージシャンに歌手、舞台俳優(本校OB)ということで、
ミュージカル方面の音楽をしっかりと聴くいい機会となったのであった。小劇場演劇にはありえないので実に新鮮。
やっぱりプロってすごいと、存分に堪能させていただいた。しかし下町方面のPTA代表の面々が調子に乗っていて残念。
「オレたち下町だから」という言い訳で品のない酔っ払い方をしているあたり、救いがたい。みんな呆れていたねえ。

お世話になった前校長と話す機会があったのだが、この夏の鞍替えチャレンジについてかなり激励していただいた。
1次試験を抜けたことまでご存知で、気にかけていただいているんだなあと。さすがだと褒めていただいて恐縮しきり。
地理の先生に向いているからガンバレとすごく言われた。そこまで言っていただいたからには、自信を持ってがんばる。


2019.11.8 (Fri.)

学校が60周年を迎えたということで、その記念行事の前日準備。入学式や卒業式のようなイヴェントがもう一発。
お気楽なポジションの自分はいいが、管理職レヴェルは本当に大変そうだ。で、毎度おなじみ放送やヴィデオの準備。
さらに式次第のかすれ気味な文字を調整する仕事もやる。すっかりフォント屋さんとして認知されております。


2019.11.7 (Thu.)

神保町カレーライフの第4弾、エチオピア。エチオピアなのにインド風カリーライス。でもかなりの人気店である。
もともとは喫茶店だったのが、あまりにもカレーが人気でカレー専門店になってしまったということで、それで納得。
エチオピアはコーヒーの原産地だもんね。それでも店名を変えないあたり、いい意味での強情さがうかがえる。

 チキンカリー大盛、1120円。

注文してから提供されるまで、けっこう時間がかかる。そんでもって熱い。かなりアッツアツである。
大盛だと中盤を過ぎて後半戦に入るまで、熱との戦いが繰り広げられたのであった。猫舌の人は要注意だろう。
肝心のお味はというと、カレーソースが植物を煮込んでいる感満載。植物繊維をしっかり感じる食感なのである。
われわれの慣れ親しんでいるカレーとは異なるその感触に、なるほどこれがインドらしさか、と納得させられる。
多種多様な植物が溶け込んでいるのがわかるが、それらはスパイスというよりは「薬膳」といった印象を与える。
そこに大粒で入っている鶏肉は個人的にはやや違和感があるが、これもまた店の個性。オリジナリティは圧倒的だ。
そして食べ終わったときには、他店のカレーとは比較にならないほど、体の芯まで温まっている感じが残るのだ。
単なるスパイスに留まらない、「薬膳」レヴェルでの「効くカレー」であると思う。これは根強い支持があるはずだ。


2019.11.6 (Wed.)

区の英語学芸会。先日の学習活動発表会に出たメンバーを引率して会場へ。出番は午前の部で最後なので、
それまで他校の発表を指定席である最前列で聴く生徒たち。これが刺激になるといいなあと思いつつ教員席で眺める。

肝心の発表では焦って小さいミスをしてしまう生徒もいたが、全体的には堂々とできていて、よくがんばったと思う。
そもそもが、完全なる自由意志でのメンバー募集で、英語が苦手な生徒も含めて12人も集まったこと自体が偉いのだ。
自分たちの考えで2チームに分かれ、それぞれデータをまとめてパワーポイントを作成し、英文を書いて覚える。
もちろん拙い箇所も多くて、原稿を直したりパワポを直したり操作したりとそれなりに手も入れたのだが、
基本的には彼らのやりたいことをやりたいようにやらせた。きちんと成果を外に出して発表できて、本当によかった。
インタヴューの再現ミニドラマもウケていたし。ぜひこのチャレンジを楽しい記憶として次につなげてほしい。


2019.11.5 (Tue.)

神保町カレーライフの第3弾は、キッチン南海である。実は暖簾分けであちこちに同名の店があるらしいが、
総本店は神保町なのだ。創業者が南海ホークスのファンだったのが店名の由来とのこと。なるほど、看板が緑だ。

 カツカレー、750円。大盛があるのに気づかなかった。

「南海」で「緑」ということだったが、出てきたカツカレーは黒い海である。皿の窪みギリギリまで満ちている。
ライスを覆っているカツも迫力満点。学生街・神田らしさを感じさせるサーヴィス精神が読み取れる外観だ。
しかしいざ食べてみると、非常に穏やかなカレーで驚いた。そう、「穏やか」という表現がしっくりくる味だ。
一見すると金沢カレー(→2017.10.252017.10.262017.10.27)っぽいのだが、実際はまったく違う物である。
スパイスの風味もソースの風味もだいぶ裏方に引っ込んでおり、奇を衒わない洋食屋としての矜持を感じるのだ。
その最大の証拠が、カツカレーであること。洋食屋だからカレーにカツが入る、そういう論理によるのだろう。
だからこそ、このカレーソースはカツとライスの間でバランスをとるべく、一歩引いた奥ゆかしい味なのである。
カツとライスをカレーで結ぶという三角関係の難しさを考えたとき、広く納得のいく解答を示した一品だと思う。
さらにキャベツの甘みもあって、実に味わい豊か。これはカツカレー以外もきちんと食べないともったいない店だな。



2019.11.1 (Fri.)

手術によって私の右手人差し指には4本のピンが差し込まれていたわけですが、本日そのうち3本を抜くことができた。
診察が始まってわりとすぐ、ラジオペンチでエイヤッと引き抜いたのであります。意外と痛くなかったのが面白い。

 ウチのMacBookだとほぼ実物大。

「どうします?」と訊かれたので、そりゃもう「ええと……じゃあ、記念にもらいます」と答えるしかないじゃん。
看護師さんも「マツシマさーん、記念品でーす」とか言って渡してくるし。とりあえず面白がるしかないよね。


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